しなのいえ日記

住まいの見学は寒い時に!

朝晩はずいぶん冷え込むようになりました。


長野ではそろそろ暖房が欲しくなってくる住まいもあるのではないでしょうか。


もちろん、軽井沢や御代田は暖房スタートしている方も大勢いると思います。


 


で、毎年ですが寒くなってくると暖かく過ごしたいというお問い合わせが増えてきます。


ここで、私たちが目指す『暖かい家』とはどのような基準がいいのかを改めて考えてみましょう。


冬は概ね全館室温が13℃を下回らず、それを実現するのに必要なエネルギーが平成28年基準の家で居室のみ暖房した場合の20%減。


これがHEAT20のG2グレードです。

昨年、国の基準で断熱等級5.6.7が設定されましたが、等級6がこれに近い考え方です。


どうでしょう?

私は13℃はちょっと寒い気がしてしますが(笑)

ちなみにG3は15℃になります。

 


これらの指標でUA値が登場しますが、一番大事なのは冷暖房負荷です。


UA値をよく見せようとすれば窓を小さくすればいい。

そうではなく、日射取得と日射遮蔽を考えたパッシブな設計とすることで冷暖房負荷を減らしましょう。

 


そのような住まいはどんな居心地か?


これを体感するには寒い時期に住まいに1時間以上滞在して感じるしかありません。

ということで、いい季節到来!

 


巷に溢れるさまざまな情報に惑わされることなく、住宅営業の方の等級6なんてオーバースペックなどの言葉にも惑わされることなく、ご自分で体感してください。


私たちのホームページでショウホーム見学というイベントを説明もなくサラッと掲載していますが、実はこれはかなり凄いイベントだと自負しています。


なぜなら、現に住んでいるオーナーさんの住まいを見られるから。

 


そこで得られるものは

・どれくらい暖かいのか

・どんな空気環境か

・住まいが片付いているか確認できる

・どんなデザインか

・家づくりの経験談

 


など、かなり貴重なものです。


このショウホーム見学に今年新たに

小布施町

https://shinanoie.com/showhome/nishimadonoie


塩尻市

https://shinanoie.com/showhome/tsunaguie


の住まいのオーナーさんがご協力いただけることになりました。自分たちも家づくりの参考にさせていただいたので、と本当にありがたいことです。

 

オーナーさんとのスケジュール調整は必要になりますが、リアルな住まい体験は必ず住まいづくりの参考になるはずです。

 


さらに。


長野県が強く推している信州健康ゼロエネ住宅

https://www.shinshu0ene.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=0ene2023&gclid=Cj0KCQjw7JOpBhCfARIsAL3bobeKD71w2k3RcueRifiyx5KIfRm7vMEfXIh_XFR4iRGWoRiiNt-sY34aAhqbEALw_wcB


秋のイベント県下一斉見学会に安曇野市のミナミニワもエントリーしています(見学日は11月19日)。


https://shinanoie.com/works/9112


 


ちなみに小布施町【西窓の家】は11月12日、塩尻市【繋ぐ家】は11月?日です。


ぜひ、これからの寒い時期に自分の感覚でお確かめください。


このブログを書いた人

設計・住宅アドバイザー

小嶋kojima

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