しなのいえ日記
美しい窓が
少しずつ、陽射しに力がみなぎってきた感じがしませんか。
春への期待感が見え始める時期はワクワクします。
さて。
建築の資材でもかなりビッグなワクワクする情報が入ってきました。
窓です。
エクセルシャノンが新商品を5月に発売します。その名は「NS50」。
エヌエスゴジュウと読むそうです。
https://www.excelshanon.co.jp/ns50/#box01
性能は15~25%アップ。
U値は引違系で0.94,開き系で0.79。
そして、樹脂窓の課題であったフレームの太さがスッキリと。
引違の召し合せ(障子が真名で重なっている部分)も72➡50㎜になる。
これは素晴らしい!
今まで枠が太いからと採用を見送っていたデザインにこだわる方々も納得されるのではないでしょうか。
これで現在の理想としてはメインの開口にスマートウィンを使いつつ、
NS50を採用できるのがいいのかなと思っています。
ところで、窓の性能はUwとして表記されています。
Uw(窓)=Uf(フレーム)+Ug(ガラス)
そう、窓の性能はフレームとガラスから成り立っているのです。
一般的にガラスの性能はフレームより高いので、
フレームの性能が低くても細ければ窓全体の性能は上がります。
これは欠点が見えにくい状況とでもいえましょうか。
この窓を寒冷地で採用すると、フレームが結露する可能性は高まります。
結露は物理現象なので、絶対するとかしないとかはないんですけど・・・。
NS50はフレーム設計も見直され、性能向上しています。
さらに、まだあまり話題にならない防音についての配慮が
されているのも興味深いところです。
現物を確認しながら採用へと進めていけたらと思っています。