しなのいえ日記

道路側は地域の顔

ゴールデンウィークが始まりました。

最長10日間という方もいらっしゃるかと思いますが、私たちは暦通りに営業しています。

 

さて、今回は道路側の顔について。

建築において、道路側は道行く人が見る顔です。

これを意識して設計しているかどうか?

 

建築の正面デザインをファサードといいますが、これが変だと街並みがおかしくなってしまいます。

それではきれいな顔とするにはどうすればいいのか。

 

ルールはいくつかありますが、

・窓の大きさを整える

・窓を一つだけにする

・デザインをしっかり区画する

という建築サイドの考え方と、

・植栽で顔を整える

という外構サイドの考え方があり、これらを並行して実現することで街に対して素敵な顔とすることが出来ます。


 


こちらは飯塚豊さんが設計したもうすぐ竣工の「小布施の家」。

いかがでしょうか。


街に緑のおすそ分けをします。


地面に映る緑の影がそよそよと動き、いい感じです。


 

いつもどうしたら地域の顔としてふさわしいファサードになるのかを考えながら設計しています。

 

そんな視点でGWに街を見てみるのも面白いと思います。


 


このブログを書いた人

設計・住宅アドバイザー

小嶋kojima

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