しなのいえ日記
エアコン24時間フル稼働中!(日滝の家)
最近テレビやネットなどで、「エアコンは付けたり消したりするよりも、ずっと動かしっぱなしの方が安い!?」なんて話題になっていますよね。これは、室内の温度を下げるときに電気を多く使うためで、温度を維持をする連続運転の方が消費電力が少なく済むという考えからきています。
さて、オープンハウスが大好評開催中の日滝の家ですが、先日から「エアコン24時間フル稼働」実験を行っています。
厳しい夏の暑さでも室温を涼しく維持することが得意な高断熱住宅では、エアコンによる電力の消費はどのようになるのか。室温の変化はどのようになるのでしょうか。
実験を行ったのは、7月14~18日の5日間。猛暑日が続く、実験としては最高の5日間です。
電気使用量はパナソニック製のAiSEG2でエアコンのみの消費電力を、室温は1階/2階にそれぞれ設置したおんどとりで計測します。外気温も分かるように、外収納にも設置しました。エアコンの冷房設定は27℃、風量は「弱」よりも弱い「静」にしました。
ちなみに日滝の家に設置されたエアコンは、三菱製の14畳用エアコン(MSZ-BXV4018)です。これを階段の上に設置し住宅全体(27坪)の冷房をまかないます。※住宅の床面積とエアコンの容量が全く釣り合ってませんが、これは当社ような高断熱住宅だからこそ可能となります。通常の住宅では、室内が全く涼しくならないため、マネはしないようにお願いします。
注目の結果はコチラ。まずは温度変化です。
○1階 最高27.2℃ 最低25.8℃ 平均26.5℃
○2階 最高25.9℃ 最低24.9℃ 平均25.5℃
○屋外 最高34.2℃ 最低23.6℃ 平均28.9℃
屋外の温度が昼と夜で大きく温度差がある中、各階の温度は多少の振れはあるものの1℃程度の範囲で収まっています。非常に安定しており快適な温熱環境であると言えますね。
1階と2階の温度差は約1℃。1階の方が温度が高いのは、エアコンが2階に設置されているため、2階の方が冷えやすいからだと思われます。
消費電力は…
5日間の合計消費電力は5.939kWhでした。1日あたり1.188kWhです。
電気料金は、契約するプランによって様々ですが、ここは中部電力の従量電灯Bプランの1kWhあたり25円を採用したとして、
1日あたりの電気料金 1.188 kWh × 25 円/kWh = 29.7 円
1ヶ月なら… 29.7円 × 30日 = 891円
すっごく安いです。ちょっとびっくりしました。1日中快適に過ごすための電気料金がうまい棒3本分より安いとは…これなら安心してエアコンつけっぱなしにできますよね。
日滝の家のオープンハウスも残り3日間(7月22日まで)。
今からでも申込みOKですので、ぜひ快適な温熱環境を体験してみてください! 申込みはコチラ