しなのいえ日記
長野市景観奨励賞をいただきました
9月になりまして、急に涼しくなりました。
昨日など最高気温が前日比10℃違う!
体調管理がなかなか大変ですね。
また暑くなるのでしょうが、うだるような暑さはもうないでしょう。
今年の夏を振り返ると、寝苦しい夜が何日かあり、その日数は毎年じわじわ増えているような・・・。
長野県で夜に気温が下がらない状態はホント勘弁してほしいものです。
歳をとると温熱の感じ方も鈍くなり、暑さ寒さもしのぎやすくなるのではないかと
期待して加齢しましたが意外にそうでもなく・・・(笑)。
皆さんはいかがでしょうか・・・。
さて。
長野市では、毎年良好な景観を形成している建築物等に「景観賞」を設けており、「上松の家」が令和3年度の景観奨励賞を受賞致しました。
応募タイトルは「朝焼けに映え斜面に溶け込む家」。
(写真はシンボルツリーの百日紅が見頃の先月末の朝焼けの状況です)
オーナー様、職人の皆様、私たちのスタッフが三位一体で取り組みいただけたものと思っています。
皆さん、ありがとうございました。
建築を外部から見たものは公共、という考え方が大切だと思います。
自分の土地で自分がお金を出すのだから自由でいいだろうという考え方はよろしくない。
その地域、その土地に馴染むデザインにすることが大事。
ヨーロッパの街並みに統一感があるのは、住まい手が「ここに家をつくるならこういうデザインで街並みを美しく保つ必要がある」と認識しているからです。
壁の色や屋根の色、場合によっては屋根勾配まで統一感があるのはそういったわけですね。
地域の風景に馴染むデザインの住宅が増えていくよう、私たちもより一層意識しながら日々の仕事に取り組んでまいります。