しなのいえ日記
篠ノ井小森Y様邸改装工事
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
皆さん、お正月はどのように過ごされましたか?
私は1泊2日で静岡に行ってきました。
初詣を熱海の伊豆山神社で参拝し、その後いちご狩りや静岡ならではのご飯などを
いただき、とても豪華な正月を過ごしリフレッシュすることができました。
さて年末休暇が終わり、現在私は、台風19号によって被害を受けてしまったY様邸の
現場管理をしております。
Y様邸は床上10センチまで浸水し、床と壁の断熱材が吸水してしまったため、
床と壁ボードの一部を切り、改修をしています。
災害前には根太が土台の上にあり、床下の気流が壁内から天井裏へと伝わっていたので
空気が静止せず、断熱材があっても断熱効果が得られない状態でした。
今回は床根太を撤去したので壁の防湿シートを土台まで貼り下ろすことができました。
こうすることで床下からの気流を止め、壁内の断熱材が効くようになるのです。
左の写真は実際に気流止めを行った状況です。
右は断面図です。
壁ボードを切った後は、壁つなぎの材料を打ち、
断熱施工後に防湿シートを張ります。
壁の防湿シートを張り終えたら大引間断熱をし、根太間断熱、防湿シート、荒床と進み、
フローリングを張り、壁ボード、巾木、内装クロスの順で作業が行われます。
[caption id="" align="alignnone" width="172"] 大引間断熱[/caption] [caption id="" align="alignnone" width="172"] 根太間断熱[/caption] [caption id="" align="alignnone" width="130"] 荒床[/caption]
Y様邸は気流止めをしたおかげで本来の断熱性能を取り戻し、
この冬を心地よく健康に暮らせる空間になります。