しなのいえ日記
心地よいと感じる要素
先週の【まんなかニワ】オープンハウス。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
【ルームツアー】はこちら↓
https://youtu.be/aePlau7peeg?feature=shared






訪れた方々からたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
庭が完成した状態を体感していただけたことがその大きな理由だと思います。
私も1日現地で過ごしてとても心地よかった。
その心地よさの要素とは何か、考えてみました。
・視線の先に窓がある
視線が行き止まりにならず、外に抜けていく感じ。
そして、外には植栽がある。景色がある。


・窓の外には植栽がある
窓の外に植栽のレイヤが見え、ウチとソトを繋ぎます。
窓を額縁とした絵画。
造園デザイナーはソトからのプロポーションとウチからの見え方を考えて植栽の向きを決めていきます。
色々な要素が絡み合っているのでとても奥の深い仕事です。


・包まれている感じ
天井が高すぎず、包まれている安心感がある。
特にくつろぎ空間をそのように設えると本当に落ち着きます。

・いろんな居場所がある
畳の小上がりやソファコーナー。
リビングカウンター。
吹抜けのカウンター、
キャットウォーク。
空間が繋がり、そこにはいろんな居場所がある。
家族が思い思いに好きな場所で過ごせるよういろんな居場所を仕掛けます。


・行き止まりのない動線
回遊動線。
でも、回遊のための回遊動線では長い廊下と同じになってしまいます。
廊下だけではない
要素を付け加えます。
・もちろん、温熱環境
これらを感じる時に温熱環境が整っていなかったらどうでしょう。
とてもその場を楽しむ気持ちにならないと思います。
まだまだ他にも照明や日射遮蔽やソトの空間など心地よい暮らしを彩る要素はたくさんあります。
体感が何より大事で確かなので、自分が心地よいと思える要素を探してみてください。