しなのいえ日記

信州健康ゼロエネ住宅

ようやく春めいてきましたが、それと同時に花粉もやってくるのでちょっと複雑な気分です。


 


 


 


 


 


さて、今日は長野県の新しい制度についてお伝えします。


 


長野県は全国に先駆けて(鳥取県の次に)2050ゼロカーボンに向けて住宅について独自の基準を設けました!


 


その名は「信州健康ゼロエネ住宅」


 


 


 


 


信州健康ゼロエネ住宅が目指すものは・・・


 


信州の恵まれた自然環境と森林資源を活かし、地域内経済循環も考慮した快適で健康的な信州らしい住まいづくりを通じて、2050ゼロカーボンを実現し、県民の豊かな住環境を創出すること


 


とのことです。


 


 


 


 


 


しなのいえ工房のカンパニービジョン 【「暮らし」から長野の循環型社会を創造する】とも一致している素敵なビジョンです。


 


 


 


 


 


ざっくり説明すると、新築とリフォームについてざっくり3つの基準をつくりますので、出来るだけ基準に沿った家づくりをしてくださいねというものです。


 


基準には最低基準・推奨基準・先導基準の3つがあり、推奨基準はHEAT20 G2グレード相当、先導基準はG3グレード相当です。


 


 


このような取り組みは全国的に見て鳥取県が最初にスタートしましたが、長野県はそれに次いで2番目となります。


 


 


 


これは大いに誇るべき出来事です!


 


詳しくはこちらをご覧ください。


 


PDFに加えてYouTubeでの説明動画もあり、素晴らしいです。


 


 


 


 


ここで、興味深いのは薪のエネルギーを暖房設備に関する設計一次エネルギー消費量の70%と見て控除することが可能な点です。


 


長野県らしいですよね。


 


 


 


 


 


なお、基準を満たした住宅には基準ごとに補助金がいただける場合がありますが、個人的には推奨基準以上のみ助成対象にして金額を増やしてもらいたかったです。


なぜなら、全館暖房した場合でもエネルギーを減らすには推奨基準の性能が必要だから。


 


住宅を新築する場合は依頼先にぜひ「推奨基準でお願いします」とお伝えください。


 


 


 


 


また、リフォームも大規模改修の場合は100万円の助成額をいただけるとのことなので、リノベーションをご検討の方は必見です。


 


 


 


みんなで長野県にいい循環をつくりましょう。


 


 


 


 


 


 


 


 


そうそう、先導基準についての見解はメルマガで・・・。


 


 


 


 


 


 


 


 

このブログを書いた人

設計・住宅アドバイザー

小嶋kojima

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