しなのいえ日記
2年経過した外壁の経年美化
先日、塩尻市の【HUB-KATAOKA】を訪問してきました。
竣工からちょうど2年が経過した住まいです。
竣工時しなのグレーだった外壁は少し塗装が落ちて、味わい深い色合いへと変化しつつあります。
こちらは東面。オーナーが植栽に興味が湧き、近頃は下草を植えるのにハマっているとか(笑)。

このように経年が風合いにいい影響を及ぼすためには、素材の選定を間違わないことが重要です。
端的に言えば「ホンモノ」を使うこと。
〇〇風じゃなくて、そのものを使う。
ホンモノはコストが高いと思うかもしれないけれど、実は長い間暮らしていると、安くなる。
理由はメンテナンスコストが安いから。
木や石や無機系の素材を使い、経年美化していく住まいをつくりましょう。
次に南面。
東面より退色が進んでいるように見えます。

そして西面。

どの面も非常に素晴らしい退色をし始めています。
地域の風景になじんできたと思いませんか。
こんな街並みを増やしていきたいと考えています。