しなのいえ日記

G3の家構造見学会

ようやく朝晩は涼しくなりましたが、

日中はまだまだ暑い日が続きます。

 


先週は木製サッシスマートウィンを扱う

工務店の会議及び研修会があり、滋賀県に

行ってきました。

 


見学先の一つにパッシブハウス相当という

温熱的にかなり厳しい基準をクリアしている

住まいがありました。

 


パッシブハウスの基準は以下になります。

・冷暖房需要(冷暖房負荷)が15kw/m2以下

 ※冷房需要は地域によって差があります。

・気密性能が50Pa加圧時の漏気回数が0,6回以下

・一次エネルギー消費量(家電も含む)が120kwh/m2以下

 


その家はどのようにつくられているか?

サッシは性能にどう関わっているのか。

換気は?冷暖房は?

 


外気温は35℃でしたが、室内は空気が軽い感じで

快適でした。

 


温熱計算は当然厳しくなるのですが、

開口部は特にシビアに考える必要があるとのこと。

サッシ枠からどれくらい熱が逃げるのかも計算します。

 


そこで重宝しているのがスマートウィンだと。

付加断熱専用サッシで枠が隠れる設計となっています。

 


そのスマートウィンを見ていただける

見学会を9月17日に小布施町で開催します。

 


性能は私たちでは初めてとなる断熱等級7となり、

床195mm、壁300mm、天井400mmの住まいです。

 


ちょうど今週12日が天井断熱施工予定なので、

断熱工事が完了したばかりの現場をご覧いただけます。

 


他にもパネルヒーター、換気システム、制振ダンパーなど

竣工してしまうと見えなくなってしまう部分もご覧いただけますので

お時間あればぜひお越しください。

 


住宅ではいろいろな仕様を決定しますが、

私たちがなぜこれらを採用しているのかを

お伝え致します。

 


下記動画も参考に↓

https://youtu.be/sJ5h8iBT5B0?feature=shared


このブログを書いた人

設計・住宅アドバイザー

小嶋kojima

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