しなのいえ日記

オーバーヒート

寒いですね。


長野の冬は。

 

 


お客様にいつもお話しするのですが、高齢になると熱の感じ方が鈍くなるから

寒さにも鈍感になるかと思ったら逆でした!と。


寒さに弱い。。。


 


そんな冬本番だからこそ、住まいが本当に暖かいかどうか、体感しておく必要があるのではないでしょうか。

長野市吉田のリノベ体感ショウホームをぜひご覧ください。

「暖かい」という価値観を住まい手とつくり手が共有できていないと不満が生じるからです。


 


先日、先進的窓リノベ事業で問合せのあったお客様宅を訪問しました。

そのお宅はなんと築5年!

「うちの家はエアコン1台であったかいですよ!」とつくり手に説明されたけど全然暖かくないとのこと。


サッシがアルミ樹脂のLowEペア。断熱は天井が200㎜、壁が75㎜、床が75㎜、気密は悪い。

 


現在建てられている多くの新築がこの性能だと思います。


悪くない。


でも等級6ではない。

 


こういう住まいに起こること。

 


入居1年目は大体寒いアパートなどから引っ越してくるので「あったかいねえ」

2年目。「まあ、あったかいかな」


3年目。「あれ、ちょっと寒いねえ」


4年目。「いやいや、これ寒いでしょ」


という感じです。

 


これをつくり手に伝えたところ、「いや十分あたたかいでしょ。どんだけ暖かさを求めるんですか」と言われたとの事。


それで、自分がおかしいのかなと感じてしまったという。。。


 


暖かいという満足感を持続させることって結構難しいんです。


でも、満足が続く方がいいですよね。


そのために必要な性能は。。。


等級6をベースとした設計。

 


そうしてできた小布施の「西窓の家」。

年末にご入居され、1月中旬にお子さんがウッドデッキでお弁当食べてる写真が送られてきました。

背景には雪が写りこんでます。

 


家が暖かいから「外で食べたい」と言われましたとのこと。

さらに、天気のいい日中は暖房なしでも室内が暑くて、窓を開けてますと。


オーバーヒートですね。冬に。


そんな住まいがいいのではないでしょうか。

  


造園は終わってませんが、よろしければひとまずルームツアーをのぞいてみてください。

https://youtu.be/kdUsxcaEa7o


このブログを書いた人

設計・住宅アドバイザー

小嶋kojima

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