しなのいえ日記

建築探訪@京都

先々週になりますが営業の研修を受講するため京都に行ってきました。

その際せっかく京都まで来たのならと、そのまま残り、気になる建築を観てきましたのでいくつか紹介したいと思います。

なお研修は二泊三日で行われ、期間中は食事のとき以外建物から外出しないという、とても内容の濃いものでした。。。

 

「丹」

まず訪れたのは京都三条通白川橋近くにある、「丹」という和食店舗です。

こちらは建築家の横内敏人さんの設計によって、木造の既存家屋を改築しています。

お店に入ってすぐあるこの大きなテーブルにみんなが座り、大皿に盛られて料理を他のお客さんと共に食べます。

テーブルの幅(短い方)は1m15cmあり、初対面の人同士が声を掛けようと思えば掛けられ、一人でいたいときも隣が気にならない、そんな微妙な距離感として設計者が拘ったとのことでした。

ちなみにこちらでは朝食と昼食が食べられるのですが(夕食は貸切営業のみ)、私が食べた朝食は野菜の素材の触感を活かした料理が美味しかったです。料金は2,500円でした。

 

 

 

 

「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」

日本で8店舗目、関西エリア1店舗目のブルーボトルコーヒーの直営店として2018年3月23日にオープンしました。

ブルーボトルコーヒーはアメリカの会社なのですが、少し前の2015年に日本に上陸した際はとても話題になりました。といっても私はコーヒーに詳しくなく、建築目的です。(もちろんコーヒーも飲みましたがしっかりとした味で美味しかったです。)

 

築100年を超える京町屋の伝統的な建物をリノベーションしているのですが、設計はスキーマ建築計画という設計事務所です。

正面の外壁一面のガラスは大きな扉になっており開閉ができるそうす。吹抜けの場所に面しており、ここが開けられたらとても開放感がある空間になりそうです。

内部の壁仕上げや柱梁は古いものをそのままにしている箇所も多く、新しいものとのギャップがおしゃれでした。

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