しなのいえ日記

God is in the detail.

God is in the detail.  

 

この言葉は近代建築の三大巨匠の1人である、ミース・ファン・デル・ローエが残した言葉です。

日本語訳に直しますと、「神は細部に宿る」。

聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。  

 

言葉の意味としては、「ディテールを疎かにしては全体の美しさは得ることができない」「こだわった細部こそが作品の本質を決める」といったところでしょうか。確かに、ものづくりの本質は細部によく現れますね。良質なモノを作ろうとする「細部へのこだわり」が付加価値を生み、その付加価値をさらに突き詰めていくと「その会社(ブランド)にしかないもの」と私は考えます。  

 

私がしなのいえ工房に入社して1番驚いたことがまさに「神は細部に宿る」姿勢でした。 まず小さな穴も許さない丁寧な気密処理施工。断熱材も地域の気候に合わせて断熱材の厚さを変えています。雨樋も上から金具が見えないすっきりとしたデザインの物を使用。木造ならではの優しいつくりに合うように、角となる部分を丸く加工。その他にもしなのいえ工房の「細部へのこだわりが」多々あります。 スケルトンリフォームのお宅も、「細部へのこだわり」がたくさん詰まった素敵なおうちへ生まれ変わります。また施工実例でスケルトンリフォームのお宅を後々ご紹介しますので、お楽しみに ♪  

 

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  さて「神は細部に宿る」の話が出たので、建築家・デザイナーが建築物以外に世に残した「デザイナーズチェア」のお話を少ししましょう。  

 

デザイナーズチェアとは、文字通り建築家・デザイナーがその空間にあったデザインを施したチェアです。まさにチェアのデザインが空間をつくる過程での「細部へのこだわり」となるわけです。チェアのみならず照明等をデザインしているデザイナーもいらっしゃいます。デザイナーズ家具には新旧問わず時代を超えたデザイン性を持っており、デザイナーの志向が感じられます。そして、時代に残るものは、人を引き付けやまない魅力あるデザインと機能を持つ家具が多く、見ていて楽しく、使って安らげる、それがデザイナーズ家具の魅力ではないでしょうか。  

 

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  デザイナーズ家具は高級家具とイメージをお持ちの方は多いと思いますが、ジェネリック品もございます。 デザイナーズ家具には、メーカーオリジナルで販売している「ブランド品」と呼ばれるものと、ブランドを精密にコピーして、ブランドよりも安価に販売している「ジェネリック・リプロダクト品」があります。なかなかデザイナーズ家具に手が出せい方も、ジェネリック品ならお手軽に購入できます。

 

私は建築家アルネ・ヤコブセンの「エッグチェア」に対し前々から憧れを持っていました。ブランド品ですと70万~150万円かかってしまうのですが、ジェネリック品ですと5万~20万円で買えてしまうので、頑張ってお金を貯めて購入したいのが私の1つの目標です(笑)

 

チェアは人間の体を最も身近で支える存在ですから、自分のイメージにあったデザイナーズチェアを探してみるのも面白いですよ(´ω`)  

 

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