しなのいえ日記
【穂高の家】オープンハウス
昨日の大雨で長野市には大雨警報が発令されました。
そんな大雨予報の中・・・・
長野市上松【丘に建つ家】の地鎮祭が厳かに執り行われました。
9:00スタートだったのでちょっと心配でしたが、Y様ご家族の普段の行いがよいらしく、雨が降り出す前に無事地鎮祭は終了しました。
Ý様、おめでとうございます。
4月に生まれた赤ちゃんは土地の神様が降神されているときにどうも会話されていたようで、しきりにおしゃべりしていました。
この住まいは斜面に馴染むデザインとして片流れの屋根を採用しています。
そして、外壁にはカラマツヒートウッドの採用が決まりました。
無塗装で、腐らない。
メンテナンスフリー。
色合いはナチュラルエイジング。
寸法安定性がある。
これをファサードラタン(目透かし張り)縦張りで仕上げる予定です。
今からしっとりとした仕上がりが目に浮かびます。
そして、この現場では今話題の大型パネル工法を採用します。
理由は労務環境の改善と工期短縮。
住宅の高性能化に伴い、大工は重いものを持つ仕事が増え労務環境が悪化していました。
弊社標準採用のトリプルガラスサッシは100kg超がザラにあります。
重い荷役作業の負担を減らし、長い間技能者として活躍してもらうには労務環境の整備は必要ですよね。
また、付加断熱を標準としている弊社では壁がタイベックシルバーになるまでに結構な時間がかかっていたのです。
7月下旬の上棟に向け、鋭意準備中です。
さあ、一方安曇野では【穂高の家】オープンハウスが行われています。
外観です。
平屋の山小屋をイメージしているので、高さを抑えています。
いつも通り、日よけ戸を採用しています。
日よけ戸を使うと、外部から室内が見えにくく、プライバシー面で好評です。
しかし、室内からは意外と庭がしっかり見えるというスグレモノ。
外構が仕上がっていないので、全体イメージがつかみづらいですね・・・・。
素敵な庭が完成したら、ホームページでご案内させていただく予定です。
庭のデザイン原案です。
なんとなくイメージ伝わりますか?
見たくなる庭、見たい景色、そこに窓をつくる。
庭のデザインはよりよく変わる予定で、現在オーナー様が検討中です。
完成が非常に楽しみですね。
そして、内部。
ダイニングから吹き抜けがある居間を見ています。
ダイニングのペンダントライトはオーナーチョイス。
木製で、直接光が目に入らず、とても素敵です。
ビオシールで仕上げた壁のしっとり感は実物を見ていただかないと分からないと思います。
ダイニングの天井高は2150です。
この天井高も現地で体感していただかないと分からない部分ですね。
階段下が和室への入り口です。
茶室に入るくぐり戸のようです。
和室からは座の視線で常念岳を楽しめるようになっています。
和室前はミニテーブル。
ここで宿題やってくれるかな。
階段上がると正面に常念岳。
天井を照らす間接照明が素敵です。
2階の斜天井は楽しいと思います。
端の低いところがいい感じですよ。
オープンハウスは今週19日まで。
予約制で承りますので、ご都合よろしければぜひお越しください。