しなのいえ日記
杉の外壁・ヒノキの外壁・断熱下準備・見せ場
6月竣工予定の【福島の家】では、造作工事が順調に進んでいます。
とくに最近は好天続きで、外部工事の進み具合がよろしい状況です。
外壁を施工する前段階の画像をお見せしましょう。
サッシが取り付き、付加断熱・タイベックと進み、外壁に杉板を施工しています。
そして、外壁。
しなのいえ工房オリジナル杉外壁24mm厚です。
板と板に溝があるように見えますが、相シャクリという加工で、板同士の継ぎ目をきれいに見せるための加工です。板が厚いので溝の陰影がくっきりと表現され、迫力ある仕上がりとなります。
こちらは物置の壁。ひのき合板を施工していますが、合板に節がないのにお気づきでしょうか。スッキリしたデザインとなりました。
斜天井部分では断熱工事の下準備です。
垂木の下端にタイベックを張り、小屋裏の通気層を確保します。
これは換気のダクトです。長い間の安心から、スパイラルダクトを使用しています。
見せ場の窓も取り付いています。
ここに、室内は障子を、外部には日除け戸を組み込み、快適な窓辺とします。
この窓からの眺めを設計開始時にいちばん気にしていました。
予定通り、飯綱と戸隠がばっちり見えるのが確認できました。
この眺望をどこからどう楽しむか、乞うご期待です。