しなのいえ日記

外に居間がある家

善光寺表参道の東に6月末完成の【ソトイマの家】

足場が取れたので確認に行ってきました。

 

門前町の街並みになじむよう、外壁は白の左官仕上。

一部アクセント(と言ってもだいぶ主張してますが)に手焼きの焼杉を。

そして屋根には瓦。

 

ソトイマは別のカタマリがくっついた感じとすべく、外壁にはモカウッドを採用しました。

これは3年もすれば色褪せ、新品感が消えていい感じに経年美化します。

モカウッドなので腐らない。

メンテナンスフリーの素材です。

 


東側のファサードは焼杉が飛び出ているのが印象的。

通りがかっても触らないでくださいね。手が真っ黒になりますので(笑)


この焼杉、実はオーナーの希望。

しかも、「焼杉を採用したい」ではなく

「焼杉を焼きたい!」とのご希望。


というわけで昨年の秋に工務店仲間の青木ハウジングさんを先生としたワークショップで焼いてみました。

その時の動画がこちら

その1↓



その2↓


厚さ30mmの杉板をしっかり焼いているので炭化層が厚く仕上がります。


そして正面の下屋がソトイマです。

一段上がった西側の建物から見下ろされることなく、外空間で寛ぎたい。

そして、外空間では虫を避けたいということで、網戸も設けます。

 

また、下屋があると室内が暗くなりがちなので、吹き抜けから光を落とします。


街なかでもプライバシーを確保しつつ、ソトを楽しむ。

街行く人も景観を楽しむ。

そんな住まいになるといいなと。

植栽工事はもう少し先になりますが、秋ごろ通りがかっていただければと。

 

6/28,29のオープンハウスはエントリーが始まっています。

高性能、自然素材、デザイン、庭、家具、どれも大切でトータルコーディネートをご希望の方はぜひこの機会にご覧いただければ幸いです。


このブログを書いた人

設計・住宅アドバイザー

小嶋kojima

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