しなのいえ日記

小布施の古民家リノベーション その①

小布施町で古民家のリノベーション工事が始まりました。

大きな屋根の立派なお家は新たにブックカフェとして生まれ変わる予定です。

おおよそ築100年の古民家は天井が高く内部は非常に開放感があります。もともと畳だった部屋は店舗としての利用を想定しフローリングになります。

ある程度想定はありましたが畳を剥がし荒床や根太の状態を確認すると経年に伴う痛みの箇所が見受けられたため、新たに根太からやり直すことになりました。そうなると、根太間に断熱材の充填は外せません。今までは無断熱だったことを考えると、底冷えの軽減に役立ってくれるはずです。

また空き家の状態が長く続いたため、電気及び給排水設備は見直し、大部分を新設することになりました。

その他、壁や柱梁等は比較的状態が良いこともあり木工事としては最低限に留めて、時を重ねた古民家ならではの雰囲気を大切に残し梁組みやしっくいの壁の美しさが際立った空間となるよう心掛けて工事を進めていきます。

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