2015.12.04

近頃の床下

現在施工中のN様邸の床下配管作業中の写真です。   おそらく想像してたものとはちょっと違ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。   「もっとがっちりとした金属管が縦横に走り回っていて~」   と考えていた方、最近の配管はこんな感じなのです。 自由自在に曲がるフレキシブルホースが沢山走っています。 これは「ヘッダー方式」と呼ばれる配管方式で、維持保全の観点から採用されている方式です。赤いホースと青いホースがそれぞれ一カ所にまとまっています。このまとまっている部分がヘッダーと呼ばれるもので、ヘッダーから分岐して洗面所・トイレ・台所・お風呂へと送水しています。 ある日、トイレにつながる配管が劣化してしまったとしても、トイレ部分のホースだけヘッダーから取り外して単独で交換が可能になります。ホースも柔らいフレキシブルホースなので取り回しも楽々です。   床下配管   昔からの先分岐方式だとヘッダー方式に比べ、点検も交換も非常に時間がかかってしまいます。 給水方式     またヘッダー方式には給湯配管における湯待ち時間(水栓を開いてからお湯が出てくる時間)が先分岐方式に比べて短いというメリットもあります。 百年住宅構想に基づき管の更新ができる工法として考案されたヘッダー配管方式。良い家を建てて長く住まうというこれからのスタイルに必要不可欠なものかもしれません。
【いとう】