2015.11.12

スケルトンリフォーム(3)

スケルトンリフォーム

昨日、約50年ぶりとなる国産飛行機「MRJ」が初飛行したニュースを拝見しました。 感想は、シンプルに「スゴイ」。 飛行機のパーツは約30000点の部品から造られているそうで自動車の10倍にもなるそうです。

これらを使い、綿密な設計や試験を経て、安全に大空に飛び立てるんですね。 各パーツの安全性・耐久性について、空の上のことですから万が一にも部品のトラブルは許されません。 「やってみてダメなら変更しよう」という方法は通用しない。 設計者はさぞドキドキしたことでしょう。そして心配したことでしょう。

 

だから、飛行までは心配がなくなるように、何度も何度も「確認」という作業をしたと思います。 建築についても、「確認」という作業をもっと真剣に一生懸命取り組もう、と思うような出来事でした。

 

  少し前置きが長くなりましたが・・・ 今日はスケルトンリフォーム(3)です。 床断熱の部分を解説していきますね。   そもそも今までの在来工法が寒いのは、床下空間と壁内空間がつながっていることが原因でした。 そこで、床下の空気が壁内に流れ込まないように「気流止め」を施工します。

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次に床断熱材その1を施工します。大引というパーツの間に入れるので、「大引間断熱」といいます。 今回は90mm。

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白く見えているところが大引の部分です。次に根太を施工し、根太間に断熱材を施工し、(この根太間しか断熱しないことが多い)室内の湿気が断熱材内部に入らないよう防湿シートを施工します。

DSC_0203

 

分かりづらいかもしれませんが、この画像は既に防湿シートが施工してある状態です。 壁際の柱・間柱・耐力壁部分を丁寧に気密テープで施工されているのがお分かりいただけると思います。   これでやっと荒床(下地合板)施工になります。 意外と長い道のり。 ただ、このように施工しておくと「熱橋」=ヒートブリッジが少なくなり、床が暖かくなります。   本日はここまで。 次回は一旦外部について。 雨漏りが始まった瓦屋根のリフォームをどうするか、耐震のことも含めてご案内します。

【こじま】