暮らしの知識

07暑い夏をどうにかしたいというあなたへ

家でじっとしているだけで、ジワーっと汗をかく。そんな不快に耐えるのが夏の恒例になっていませんか?
今回は暑い夏をどうにかしたいというあなたに、夏家の中が暑くなる原因と解決策をお教えします。

夏、家の中が暑くなる原因

「部屋が暑くてサウナ状態」「2階が暑い」「夜になっても温度が下がらず寝苦しい」・・・夏によく聞く悩みです。夏に家の中が暑くなる大きな原因として考えられるのは屋根の下・天井部分の断熱不足。

夏は太陽がサンサンと照り付けるので、直射日光で屋根がものすごく熱くなりますね。

ものすごく熱くなった屋根がパネルヒーターのようになるので、ほんわかとずーっと家を温めます。

天井部分の断熱材が薄いと熱を遮断できないので、部屋も必然的に暑くなります。

これが「2階が暑すぎる」「夜も全然室温が下がらない」という不快の原因です。

どうしたら夏でも快適な住まいを手に入れられるか(解決策)

根本的に暑さを解決する方法は、天井の断熱材をとにかく厚くするという事です。

これから住宅を建てる方は、屋根裏の断熱材を多く入れてもらうと良いでしょう。もちろん、高断熱高気密の家づくりを得意とする会社で。

※因みにしなのいえ工房の新築では40㎝ほどの断熱材が入っています。

現在住んでいる家をどうにかしたいという方も、リフォームで断熱性能を上げる事が可能です。

どのようにリフォームするのかというと、断熱材をとにかく厚くするのですが、20㎝しか入ってなければ倍にします。また、一緒に隙間も無くしてもらうのも忘れずに。気密化しないと断熱性能の効果が減少してしまうので。

その他にも余裕があれば、窓や床も断熱化していくのが効果的です。

窓は内窓を付ける、床は壁内に上がる気流を止めたうえで床下に断熱材を入れていけば断熱性能と気密性能がアップします。

どの工事も主に床下・天井裏での工事となるので、普段の暮らしにほとんど影響がなく、手軽に性能を上げる事ができます。エアコンを高性能のものに買い替える予算があるなら、その予算で断熱化できる事がないか検討してみるといいかもしれませんね。

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