しなのスタイル実例集

ONとOFFの家

物件情報

所在地
軽井沢町
家族構成
夫婦
延床面積
89.44㎡(27.00坪)
耐震等級
耐震等級3
Q値
0.95 W/㎡K
Ua値
0.26 W/㎡K
暖房負荷
35.5 kWh/㎡
冷房負荷
3.7 kWh/㎡
冷暖房
エアコン・薪ストーブ

 
「ONとOFFの家」は夫婦で暮らす27坪の2階建ての住まい。

東京で暮らしているTさん夫婦は、ご自身の独立(会社)と、リモートでも仕事ができる環境になったことを機に、自然を感じながら暮らしたいと、2拠点生活する場所を探すことに。
様々な候補地を訪れていく中で、森のような雰囲気が気に入ったこと、将来自分たちが手放すことになったとしても、買い手がいるだろうという理由で、もう1つの拠点を軽井沢町に選んだ。

家づくりをするにも、土地がないと話にならないと思い、土地探しを先行。
気に入った土地の購入をするにあたり、銀行へ住宅ローンの申し込みに行ったところ、1年以内に家を建てないと住宅ローンは組めないと言われ、建築会社を決めていなかったTさんは慌てて建築会社を探すことに。

軽井沢町で高断熱住宅を建てている建築士さんに問い合わせしたが、1年以内にTさんの予算内で建築するのは難しいと断られてしまい、無理を承知で、断熱に力を入れていて、尚且つ信頼できる会社さんはどこかと訪ねたところ、「しなのいえ工房」を紹介されたという。

建築士さんからの紹介を受け、しなのいえ工房への問い合わせをしてみたところ、「家づくりのスタンス、正直なところ、ダメだと思うことはダメだと言ってくれるところ、下心を感じないところなど、この人達と仕事を一緒にしてみたいと直感的に思ったんです。家づくりは初めてのことで、正直不安なところもありますが、しなのいえ工房さんなら安心して任せることができそうだと思い、即決でしたね」とTさん。

そんなTさんの要望は、1階と2階でスイッチの切り替えができること。
「よく海外に行くのですが、スウェーデンでは11時以降にお店が開いていないんですよ。自動販売機もないですし、11時過ぎたら飲み物も買えない。日本と比べたら不便だなと感じるのですが、不便は不便なりに工夫するようになるんですよね。動く時は動く、休む時は休むという生活が、私たちには合っているというか。新しい家でもそんな生活ができたらいいなと思って、『気持ちの切り替えができる』ことを家づくりのテーマとしました」。

Tさんの要望をかなえたONとOFFの家は、1階と2階でスイッチの切り替えができる住まい。
1階には、書斎とLDKやパントリー、2階には、リビングと寝室、お風呂やランドリールームを配した。
仕事をしたり、料理をしたり、たまには友人を招いてパーティーしたりとONの時間は1階で、大きなプロジェクターで映画を見たり、ソファに腰を掛けて景色を眺めたりと、ゆっくりと寛げるOFFの時間は2階で過ごすことができる、まさに「フロアでONとOFFが切り替えられる」家になった。

「27坪と聞くと最初はコンパクトだと思いました。コンパクトながらもLDKは17帖も確保できましたし、友人を招いても十分ゆったりと過ごすことができます。水回りを2階に持っていくなど、設計の工夫次第でスイッチの切り替えもできるようになったし、こんなに豊かに暮らせるんだなと感じました。これからお庭の植栽やお家とのお付き合いが続くと思うと楽しみです」と笑顔のTさんであった。

[信州健康ゼロエネ住宅 推奨基準]

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