しなのスタイル実例集

ドマとニワ

理想の土地で叶えた、花と緑のある暮らし

物件情報

所在地
北佐久郡
家族構成
大人2人
延床面積
109.3㎡
耐震等級
耐震等級3
Q値
1.03W/㎡K
Ua値
0.26W/㎡K
暖房負荷
37.7kwh/㎡
冷房負荷
7.1W/㎡K
冷暖房
エアコン


初夏のある晴れた日。さんさんと日の当たる庭でパチン、パチンと鋏の音が小気味よく響きます。
広大な庭にはさまざまな樹木や草花と野菜が植えられ、なかでも色とりどりに花開いたバラが、優雅な香りを漂わせています。

「この家を建てたのは、思いっきり土いじりのできる暮らしがしたかったから。春から秋まで、お日様が出ているあいだは庭にいます」と笑うのは、オーナーのK様。以前から趣味だったガーデニングに本格的に取り組もうと、数年前から関東と信州の二拠点生活を始められました。

晴れた日が多くカラッとしている信州の気候は、植物を元気に育てるのにはうってつけ。けれど関東よりも長く厳しい冬の寒さには閉口したそう。「最低気温が-10℃以下になるのも珍しくない場所なので、どうしたら暖かく快適に過ごせるだろう?って考えていましたね」

そんな折、町内の南向きの雑木林が広い宅地として造成されると聞いたK様は、冬の寒さを気にせず、もっともっと庭仕事に打ち込める家をつくろうと決断。完全移住も視野に計画が動き出しました。以前は大手メーカーの家に住んでいたため、新居は地元のビルダーに依頼しようと情報収集。YouTubeなどで「寒い地域の家は断熱性能が大事」と知ってからは、新住協(一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会)に加盟している県内のビルダーを端から調べ、そこで見つけたのがしなのいえ工房の施工実例『草越の家』でした。

「断熱性能が優れているのはもちろん、草越の家の森に溶けこむような佇まいが素敵だと思いました。ふつうとは違う木の家で、ちょっと別荘みたいな雰囲気も気に入りましたし。それと、会社のホームページに載っていた社員の皆さんの写真がとてもよかったんです。こういう人たちにお願いしたらいい家がつくれそうだ!って、私の直観で依頼を決めました」

新居の設計にあたり、K様がリクエストしたのは
・庭仕事の道具や靴が整理しやすく、土汚れも気にならない広い土間
・吹き抜け
・朝日の入る居場所
・浅間山と星空が見える窓
・以前の家で使っていたカップボードや家具を収められる
そしてなにより、以前から温めていた「牧場のような開けたロケーションに建つ、おおらかな屋根の家」というイメージを具現化することでした。

K様の思い描く暮らしのあり方をしなのいえ工房の住まいで表現するために、図面の完成まで濃密な意見のやり取りが重ねられたといいます。外構デザインは開放的でも、家のなかはプライバシーが保てるようにすること。キッチンや水回り、窓の開け閉めに至るまで「毎日使ったり、触ったりすることにストレスを感じない」機能性とレイアウト。そして遊びに来るお孫さんを安心して見守れることなど、すみずみまで検討と提案を積み重ねて『ドマとニワ』は完成を迎えました。

「大きな費用をかけてつくるものだから私も遠慮はしなかったし、スタッフの方も率直に『これはできます。これは予算的に難しいけれど、こっちの方法なら実現できます』って、信頼関係の中でお互い素直に話せたのがよかったですね。ホームページを見たときの私の直感、大正解でした」
そんな嬉しいお声を聞かせてくれたK様。新居の完成後はコツコツと庭に植物を増やし、手入れにいそしむ日々を送っているそうです。

きれいに咲いたバラをテーブルに飾って、家庭菜園で収穫したばかりのベリーや野菜を味わう。信州の自然と土に親しむK様の日常は、どんな贅沢よりも豊かな暮らしだと感じました。

その他のしなのスタイル実例

Lの家

御代田町

注文住宅

Lの家

御代田町

注文住宅

しなのいえ工房への
お問い合わせはこちらから