暮らしの知識

03真夏の暑さ対策について

長野でも既に30℃近く気温が上がっている日があり、軽井沢でもエアコンを使わずに夏を過ごせなくなってきています。

長野も段々と避暑地とは言えなくなってきていますね。




皆さん、夏はどのように暑さ対策をしていますか?

今回は暑さ対策についてお話します。

真夏、窓を開けてはダメ

昔ながらの癖で、真夏でも窓を開けているという方、

「通風が大事だって聞いたから、南と北の窓を開けて風の通りがあるようにしているわ」という方、今すぐやめてください。

真夏に風に頼ってしまうのはダメです。真夏の通風は百害あって一利なしです。

なぜダメなのかというと、真夏に吹く風は湿気を多く含んでおり、とても温かいです。

そんな風が室内に入り込んでしまったら、お部屋が一気に蒸し暑くなるので、不快に感じる原因になります。

また、夏は日中エアコンをつけて、日が陰ってきたからと夕方に窓を開けてしまうと、せっかく除湿がされて快適になった室内環境の中に、一気に湿気が入り込んでしまうので、真夏は窓を開けず、エアコンをつけっぱなしの方がおすすめです。

遮光カーテンでは4割しか熱をカットできない

室内に遮光カーテン・ブラインド等を設置しているという方も多いですよね。

遮熱カーテンなど室内で熱を防ぐものは、遮熱と謳っているどんなに性能の高いものでも、熱は4割程度しかカットできません。ガラスを通り越し、窓とカーテンの間で温まった熱は、室内に捨てられてしまうので、自ずと室温は上昇してしまいます。

家に熱を入れないためにはアウターシェードを使用すべき

では、どうやって熱を入れないようにするべきか?

これからお家づくりを考えている方なら、設計の段階で庇や日除け戸を日の当たる角度を計算してもらいながら設置してください。

今住んでいるお家では、昔からある葦簀(よしず)や簾(すだれ)などをはじめとしたアウターシェードを使用してみてください。

アウターシェードは外で熱を遮断してくれますし、もしアウターシェードが温まってしまったとしても、外で熱を放出してくれるので、室内には温かい空気は入りません。

葦簀や簾は昔の日本人の知恵なんですが、きちんと理にかなっているんですね。

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