しなのスタイル実例集
トモニワの家
物件情報
- 所在地
- 安曇野市
- 家族構成
- 夫婦
- 延床面積
- 80.32㎡(24.3坪)
- 耐震等級
- 耐震等級3
- Q値
- 0.90W/㎡K
- Ua値
- 0.24W/㎡K
- 暖房負荷
- 25.8kWh/㎡
- 冷房負荷
- 8.5kWh/㎡
- 冷暖房
- エアコン/ペレットストーブ
24坪のトモニワの家。
実家のある土地を相続することになったOさん。
最初は祖父母が建てた住まいをリフォームし、二世帯住宅にするという話し合いもあったが、両親から思入れのある家を壊したくないという要望もあり、敷地内に自分たちの家を建てることに。
Oさんが家づくりで大事にしたいことは3つ。1つめは、元気な時は勿論、病気をしたり、歳をとってからなど、様々な変化があったとしても、心地よく暮らすことができる家であること。2つめは、相続したこの土地に住む喜びを感じられる家であること。3つめは快適に暮らしている両親の暮らしを邪魔せず、プライバシーを保ちながら庭で繋がっていること。
この3つを基本に、家づくりが一緒にできる会社を探し始めた。
情報収集をしていく中で、建築家の伊礼智さんの本を読み、「コンパクトな家で豊かに暮らす」という考えに共感。
長野県内でも伊礼智さんとコラボしている会社さんをいくつか検討してみたが、断熱性能や耐震性能などの性能面の不安が残ったという。
実家でもアパートでも冬の室内環境は過酷で、寒い思いをしながら暮らしていたため、「暖かい家」という要素はOさんにとって絶対に外せなかった。
「高気密 高断熱 工務店」とWEB検索した中で出会ったのが、しなのいえ工房。
敷地から家づくりを考えてくれること、断熱にも力を入れていること、コンパクトながら、自然素材等を使った質の高い空間づくりをしていることなど、共感できることから、相談をすることに。
相談を重ねていく中で、「しなのいえ工房さんは、伊礼さんのデザイン学校の受講をはじめ、飯塚豊さんに設計顧問になってもらっているなど、設計にとても力を入れていますし、性能の事も新住協や信州の快適な住まいを考える会などで積極的に勉強されていると感じました。スタッフの皆さんから『いいものを作りたい』という想いを感じましたので、しなのいえ工房さんでならきっといい家が建てられるんだろうなと思い、お願いすることにしました」とOさん。
Oさんの家づくりの要望は、先述の3つの大事にしたいことを基本とした、心も身体も安心して暮らせること。
そんな要望を叶えたトモニワの家は家族3人で快適に暮らせるように、コンパクトにまとめた24坪の2階建ての住まい。
南北に長い土地の北側に実家があったため、できるだけ西側に建物を寄せ、東側に開口を設けた事で実家と敷地の庭を共有する設計に。
お風呂やランドリースペースなどの水廻りを2階にあげたことで、1階は18帖の広々としたLDKを確保。コンパクトながらもゆったりとしたLDKは、国産木製サッシ佐藤の窓やペレットストーブ、お気に入りの家具などで空間を彩っている。
「プライバシーを確保しながら、実家と庭を共にする暮らしを実現してくれて、本当に満足しています。完成したこの家を見て、両親も本当に良い家だねと喜んでくれました。小さな家だけれど、景色を楽しんだり、寛いだり、素敵な様子が沢山詰まった住まいになりました。どんどん豊かになるのを楽しみにしています」と笑顔で語ってくれたOさんだった。
[信州健康ゼロエネ住宅 推奨基準]