しなのいえ工房が手がけた家を
ご紹介します。

草越の家~大都市からの移住。ギター工房が一体になった平屋の住まい~

御代田町 F様 家族構成 2人

オーナー様のインタビュー動画をお届けします。

①移住のきっかけ・しなのいえ工房の決め手について

 

 

②暮らしてみてどうでしたか・休日の過ごし方について

 

移住のきっかけはなんですか?

大阪にずっと住んでいまして、約20年くらいギター工房を営んでいたのですが、今年で60歳にもなるので、最後の20年、環境を変えてみたかったというのがありました。また、最近大阪の夏がとても暑くて、連日40℃オーバーの日が続いていたこともあり、ここ(大阪)で一生過ごすのに嫌気がさしたという事、また涼しいところで生活がしたい、静かな自然環境の良いところでゆっくりと暮らしたいと思ったのが主な理由です。

しなのいえ工房(アグリトライ)の決め手は?

しなのいえ工房さんを知ったのは紹介なんです。信州に引っ越そうと思い、色々調べていたら、「高断熱高気密住宅は絶対必要である。それがないとまともに暮らせない」という事がわかりました。
偶然私の友人に大手ゼネコンに勤めていらっしゃる部長さんがいまして、私たちの移住の計画を話したところ、断熱住宅について教えてもらいました。さらに信州の工務店さんを調べてくれるということになり、信州大学建築学科の中谷先生が活動されていらっしゃる”SAH会(信州の快適な住まいを考える会)”の会員に御代田も施工エリアになっている工務店がいくつかあるので紹介できますよという話を聞きました。それなら、「その中でも一番誠実な人を紹介してほしい」と伝えたところ、しなのいえ工房さんを紹介していただいたというのが紹介の経緯です。

資料請求をしてみたら分厚い資料が届きましてね。その内容がとても科学的な内容をベースに語られており、UA値やC値、冬はどのくらいの暖房カロリーが必要か、熱損失率がいくつだからこうで~と、とても理路整然としたものでした。私自身もどんな工務店さんがあるのか調べていましたが、HPには”木と語り合う”とか”自然の恵みを~”などと割とイメージ的な事が書いてある事が多かったような気がします。その中でしなのいえ工房さんが送ってくれた資料はとても科学的でありましたし、建築素人の私でもよく読んだら理解できるような事だったので、まずは担当の小嶋さんに会ってみようと思いました。

御代田に来た際に長野市まで寄りまして、しなのいえ工房さんにお話を聞きに行ったのですが、その時に初めてお会いした担当の小嶋さんの風貌が、「真面目な人間を漫画家さんに描いて」とお願いしたら、多分小嶋さんのような人を描くんだろうなというくらい、七三分けで銀縁眼鏡で姿勢が良くて、すくっとしていて…(笑)
実際にお話してみても、誠実だと思いましたし、内容もとても科学的であったので、この人に任せてみようと思ったのが決め手です。

過ごしてみての感想をお教えください。

【ご主人】
僕は朝起きて、ご飯を食べたらすぐに工房に行ってしまいます。冬の朝は少し寒いので薪ストーブに火をつけますが、20分もしないうちにTシャツ1枚で過ごせるくらいになりますね。薪ストーブは小型で、30分くらいしたら熾火になっちゃうのですが、熾火になったあとでもあまり室温が下がらないので、夕方くらいにシャツを羽織るかなくらい。途中で外の空気を吸おうかなと思って、扉を開けると、「寒っ」て思って、温度計を見ると2℃。その時初めて家の中は暖かくて快適なんだなと実感します。
驚く事に、冷気が入ってきてもドアを閉めたらすぐに暖かくなるんですよ。大阪時代の住まいは1度冷えたらなかなか温まらないコンクリートの家だったので、全然違うなと感じますね。そのまま仕事終わるまで追加の薪を入れる事もなく、快適に過ごせます。

薪ストーブを採用する事を決めてから、事前に1日に使う薪の量という情報をブログやyoutubeとかで目にしていました。どこの情報でもホームセンターで売っている薪の束を5~6個使う必要があると書いてありましたが、あれって家の性能によって全然違うんだという事を感じました。うちの薪ストーブは1番小型のものをつけたのですが、それでもこの家にはオーバースペックでした。すぐ暖まるし、もっと小型のものでもよかったんじゃないかと思うくらいです。
仕事が終わって、住居の方に戻ってきてもどこも寒くないので、そのまま汚れた服を脱いでシャツ1枚で過ごせます。北海道でストーブをガンガン焚いてTシャツ1枚で暮らすみたいな生活ができますね。

【ご婦人】
薪ストーブの事について言いますと、薪ストーブは工房にあるので、私には一切関係ないんですね。
最初は薪ストーブで私も料理でも作れるのかな?と思っていましたけど、とんでもなかったみたいで、工房には来るなみたいな感じで(笑)
薪ストーブの有難さは正直あまりわからないのですけど、住居の中には温水パネルヒーターを利用しているんですが、家の中はリビングがとても広く、小上がりの和室などの個室になる空間も扉をフルオープンにしているので、基本的には結構広い空間がばーんとあるんですけど、どこに行っても隅々まで温度差がなく、お手洗いもお風呂あがった時も全く寒くないんです。
大阪時代の冬は厚めのパジャマとか、毛布の枚数もたくさんあったので引っ越しする時に持ってきてはいるのですが、この家に来てから冬に厚めのパジャマを着て布団をかぶると暑くなるし、薄手のパジャマで十分。1年くらい様子を見ようと思ってますが、今後はいらなくなる服や布団が増えてくるんじゃないかなと思っています。
家の中に全く温度差がないというのは、過ごしやすいなと実感していますよ。

休日の過ごし方は?

【ご主人】
休みの日は家の中にいる事はなくて、庭に出て僕は薪割をしたり、薪棚を増設したりとか、女房は根っこ掘ったりとか、雑草抜いたりとかこの辺りで過ごしている事が多いですね。ここ(御代田)はとても静かなのでね。大阪だと外に出るとトラックの音とかわぁーとしていて何の風情もないのですが、ここは鳥の鳴き声とか、そよ風の葉っぱのこすれる音とか、そういうのを含めた静けさというのがあってとても心地よいですね。

【ご婦人】
冬の間も昼間は外に出て、切株の根っこを掘ったりとかなんだかんだしても、家の中に入るとすっと暖かくなるので、外の寒さが苦にならずアクティブに過ごせています。なので家の中のどこにいて~というのはあんまりないのですが、冬でも家の中が快適だからこそ外に出やすいってのはあるかと思います。
大阪の冬は長野と比べると外もそんなに寒くなかったので外に出る事も苦にはならなかったですが、長野は寒いので出る時は厚着しないといけないし、家の中にこもっている感じになりますよね。でも、家の中でも体が温まっているから、ちょっとくらい外に出ても平気っていう感じで、大阪の暮らしとは違うなって思いました。