お知らせ

低座の椅子展示会 in 手まりのいえモデルハウス

イベント

8月25日~8月30日 長野市吉田 手まりのいえモデルハウス にて開催

日本人の暮らしを研究して生まれた「心地よく座れる椅子」たち

長野市青木島の家具店アメニティーショップ アイさんと共同で、椅子の展示会を開催いたします。

【会期】8月25日(月)~8月30日(土) 10:00~16:30
【会場】長野市吉田 しなのいえ工房『手まりのいえ』モデルハウス
【備考】入場無料・ご来場の前日までに☎026-284-4821までご連絡ください

【同時開催】女性限定 家づくり相談&見学会
※詳細は👉イベントページ【女性限定】家づくり相談&見学会

共同開催
アメニティーショップ アイ

食事も仕事も楽しくなる「低座の椅子」

「イスに腰掛けて食事や作業をする」ことは、日本の暮らしではまだ歴史が浅い生活様式です。

もともと日本人より体格のいい西洋の人々が、靴をはいた状態で使う前提でつくられたイスは「日本の家庭で使うには、座面が高すぎて疲れる」と考えたのが、工業デザイナー・秋岡芳夫(1920-1997)でした。

既製品の椅子では、男性はともかく女性やお年寄りは足裏が床につかないため、姿勢が安定せず長時間腰掛けていることが難しい。だから、日本人の体格に最適な座面の高さと、あぐらや片膝を立てるなど、姿勢を変えても座れる座面の広さを追求して生まれたのが「低座の椅子」です。

「低座の椅子」は座面の高さがが40㎝前後。女性がはだしで腰掛けても足がしっかりと床について、背の高い男性でも椅子の上であぐらがかけるような座面の広さが特長です。

今回展示するのは秋岡芳夫さんが中心となって独自の生活デザイン運動を展開した「グループモノ・モノ(現モノ・モノ)」の椅子やクラフトたち。

延床27坪・4LDKの住まいのなかに「トヨさんの椅子(豊口克平)」・「あぐらのかける椅子(秋岡芳夫)」「角のない丸テーブル」などを展示。実際に座って、手で触れて、ご自分の暮らしに合う一脚を見つけてください。

生活用品の大量生産化・画一化が進んだ1970年代、「消費者をやめて愛用者になろう」という秋岡氏のメッセージは、培われた職人の技術や、使い捨てではない暮らしの道具に光を当てる契機となりました。その言葉は、現代の家づくりにも大切な視点だと感じます。

信州の暮らしをとことん見つめ、無垢の木と職人の手で建てるしなのいえ工房の住まいには、こうした家具がよく似合います。ぜひモデルハウスとインテリアの相性もお楽しみください。

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