2021.01.08

2021年が始まりました

スタッフブログ

2021年が始まりました。

 

お正月気分がすっかり抜け、全開モードで始動です。

 

 

 

 

それにしても今年は寒いですね。本日の長野市は最高気温が-2℃という状況です。

 

 

これが本来の信州だと言われると、「そうですね・・・」というしかないのですが、歳を重ねるごとに寒さに弱くなっていくことを実感しています。

 

 

「根性」とか「気合」ではどうにもなりませんよね。寒さって。

 

 

 

 

 

今日、クライアントとの打ち合わせで私たちにご依頼いただくきっかけをお聞きしたところ、「温熱の説明がホワッとしていなかった」とのことでした。

 

他の会社さんは「聞かなければ教えてくれない」とのことで、フェアではないと感じたそうです。

 

 

自動車のことを考えると燃費性能の表示があり、それを購入の指標にしますよね。

 

 

住宅の場合はそれがない。

 

 

 

 

以前から発信していますが、人生で一番高価な投資なのに「ホワッ」とした説明で決めなければならないのはどう考えてもおかしいですよね。

 

 

 

技術者であれば温熱計算をしっかりして、実測して確かめて、精度を高めていくということをするべきだと思います。

 

 

 

 

 

 

こういう状況のなか、令和3年4月1日から省エネ基準適否説明義務制度が始まります。

 

 

建築士はクライアントに省エネ基準に適合しているかどうかを説明する義務があります。

 

 

説明する義務はあるけれど省エネ基準にする義務はないという、なんとも骨抜きなルールです。

 

 

私たちは省エネ基準よりも上のHEAT20G2グレードを目安としていますので、周回遅れの施策と言わざるを得ません。

 

 

もっとエンドユーザーに寄り添ったルールにしないと。

 

 

 

 

 

 

 

さて、しなのいえ工房は2021年も地道に住まいづくりに取り組みます。

 

 

考え方としては「役に立つ」だけでなく、「意味のある」住まい。

 

 

高断熱や耐震性能は「役に立つ」カテゴリー。

 

 

「意味のある」カテゴリーには、心地よい・肌ざわりよいなど。

 

 

 

 

役に立つのは当然として、素材や家具や庭をトータルで考え、「意味のある」住まいとして暮らしを楽しんでいただけるようなご提案をさせていただきます。

 

 

 

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【こじま】

2020.12.12

北信越の高断熱住宅by新住協が発売されました

スタッフブログ

今日は【上松の家】のお引渡しでした。

 

 

長いようであっという間だった建築期間を終え、今回も嫁入りしていきました。

 

 

今日、オーナーにお伝えしたのは、お引渡しが折り返し地点ということ。

 

 

建てて終わり、ではありません。

 

 

せっかくのご縁ですから、今後もより良いお付き合いが出来るよう、

いろいろな接点をつくり、ライフスタイルのお役立ちが出来ればと思っています。

 

 

 

 

さて、来週からいよいよ雪マーク連打!

 

 

長野市の最低気温は-6℃まで下がるようです。

 

 

 

寒い信州にはやはり高断熱住宅が必須です。

 

 

 

というわけで、新しい本が発売されました。

 

 

 

新住協長野支部と新潟支部の会員が施工した住まいが載っています。

 

また、高断熱住宅の解説やちょっといい話などもありますので、ぜひ書店で購入ください。

 

長野県では主に平安堂書店さんで手に入れることが可能です。

 

 

 

価格はなんと380円!

 

 

 

目次をご紹介いたします。

 

 

お得感満載の「北信越の高断熱住宅」で暖かく間違いのない住まいづくりをおすすめください。

 

【こじま】

2020.11.27

現場の終盤

スタッフブログ

本日は【上松の家】植栽工事の立会に。

 

 

造園屋さんと外部からの見え方はもちろん、室内からの見え方も確認しながら位置と向きを決定します。

 

 

 

本日植えたのはアオダモとソロです。

 

 

手前の大きいのが、ソロ。

 

左側がアオダモです。

 

 

ついでに現在の進捗を。

 

 

塗装屋さんは内装の無機質シリケート塗料「ビオシール」を塗装していました。

 

天井の塗装はこのように施工されます。

 

 

 

 

また、玄関ポーチの階段も据え付けられました。

 

 

このコンクリートのパーツ、どこかで見たことありますか?

 

 

そう、U字溝です。

 

 

どんな仕上がりになるのかはお楽しみ。

 

 

 

ポーチの小幅板も施工が終わりました。

 

 

きれいですね。

 

 

現場の終盤は一日ごとの変化が大きく、毎日でも行きたいくらいです。

 

 

 

あと少し、安全第一で作業を進めていきます。

 

【こじま】

2020.11.26

【上松の家】完成見学会

スタッフブログ

連休が終わり、師走が見えてきました。

 

コロナの影響でえびす講の花火も楽しめず。

 

先が見えない不安はありますが、今できることをしっかり進めていきたいと思います。

 

 

 

 

さて、【上松の家】完成見学会がいよいよ来週末となりました。

 

木製カーポートの建て方も終わり、完成に向けあと一息です。

 

 

 

 

 

いくつかの新しいチャレンジを盛り込んだ住まいとなっていますので、そこも含めみどころをご案内致します。

 

1.大型パネルの採用・・・これは見えませんね

 

2.片引サッシの引込納まり・・・2階東南角のスペースです。眺望とソトを感じる中間領域にご注目

フルオープン

 

 

 

サッシ・日除け戸あり

 

 

 

 

日除け戸のみ

 

 

 

 

3.外壁材・・・ウォレスティモカというヒートウッドを採用しています。無塗装でとても腐りにくく、ナチュラルエイジングが美しい。寸法安定性も魅力です

 

4.庭や植栽とのつながり・・・既存の植栽、新しい植栽の位置やウチとソトとのつながり方

 

5.暖かさ・・・Ua=0.29の室内空間とは

 

6.室内のニオイ・・・ビニル建材を使っていないので空気がきれい

 

7.天井高さ・・・1階2200、2階2100は低いのか

 

8.造作家具・造作キッチン・オーナーが選んだ素敵な家具たち

 

 

 

5日は満員ですが、6日はまだ枠があるようです。

 

よろしければお申し込みください。

【こじま】

2020.10.14

発泡系断熱材の変形

スタッフブログ

寒暖差が激しい季節となってきました。

 

 

 

急に寒くなったかと思えばまた蒸し暑くなってみたり。

 

 

 

この温度差が信州のおいしいフルーツを生み出しているのだとか。

 

 

 

 

さて、今日は断熱材について。

 

 

 

 

上松の家で引込サッシを初めて採用し、取り付けました。

 

 

サッシは完全外付というタイプで、柱の外側に取り付けるタイプです。

 

 

このほか、内付・半外・外付と種類がありますが柱に対してどう取り付けるか、という視点でネーミングされています。

 

 

(業界人しか知りませんが・・・)

 

 

で、サッシの引込部分は通常厚さの付加断熱が出来ないので、発泡ポリスチレンで付加断熱をしました。

 

 

そして、ファサードラタン仕上(スノコ張り)のため、ソリテックスシート(黒くて丈夫な透湿防水シート)を施工したのですが・・・。

 

 

 

なんと。

 

 

 

変形してしまいました。

 

 

 

動画はこちら。

 

 

 

 

カタログを確認すると、80℃以上では変形する可能性があるので使わないでくださいとのこと。

 

 

 

 

恥ずかしながら、知りませんでした・・・。

 

 

 

 

変形した部分はグラスウールボードに変更します。

 

 

 

 

なぜ今のタイミング?

 

 

 

と考えましたが、台風対策で足場のメッシュシートを畳んでいたのが原因ではないかと大工より・・・。

 

 

 

ちょっとびっくりです。

 

 

 

ということは外張り断熱で黒い外壁ってどうなの?

 

 

 

・・・疑問は膨らむばかり。

 

 

 

フェノールフォーム系は熱に強いようなので、調べてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【こじま】

2020.09.19

青木島の家 3年点検

スタッフブログ

長野は昨日一気に涼しくなりました。

 

 

というか・・・。

 

 

寒い。

 

 

 

さわやかな陽気を楽しめる季節がほんとに短くなってます。

 

 

 

 

 

さて。

 

本日は青木島の家の3年点検でした。

 

 

 

 

3年前の外観。

 

 

 

 

 

今日。

 

 

 

北側道路の敷地です。

 

お引渡しのあと、玄関ドアの開けたときに道路から家の中が見えないように「ヒンプン」をイメージした板塀を設けました。

 

ヒンプンとは、沖縄の民家の敷地入口にある塀のようなものです。

 

 

【ヒンプンの役割】

■道路からの視線を遮る(沖縄は窓を開け放って暮らしているので、それを見られないように)

■魔除け(魔物はまっすぐしか進めないそうです)

■人の出入りをさばく(男性や客は右、女性や水廻りは左)

 

 

 

青木島の家も右側から玄関へ回り込み、左側は勝手口に向かっていく動線です。

 

 

 

その後、造園屋さんに施工していただき、このようにきれいな佇まいとなりました。

 

 

さて、外部の点検状況。

 

 

 

2階は左官壁ですが、問題なし。窓が引っ込んだ納まりも問題ありません。

軒裏もよし。

 

 

 

 

 

窓上部の納まりです。

 

上部水切下の板に少しシミがありますが、許容範囲。

 

 

 

 

バルコニー笠木と外壁の取り合いもOK。

 

笠木と外壁下端は水を吸い上げないよう離します。

 

 

 

 

 

 

1階は米杉+ノンロット。3年経っていい感じのエイジング。

 

窓下端の水切は当時ACQ注入材でした。水切自体は腐りませんが、外壁との取り合い部のシーリングは10年くらいしたら再施工する必要がありそうです。

 

 

今はこれを使っています。

 

2年くらい経過した状況です。ドイツ製アルミ水切グートマン。壁の下端が水切に接しないようなデザインが秀逸です。

 

 

内部・床下・天井裏ともに大きな問題なく終了しました。

 

最後に、外部アプローチのなんちゃって洗い出し3年経過状況を。

 

 

だいぶいい感じになってきました。多少のムラはご愛嬌ということで。

 

コンクリート打設時に石を撒くので、コスパいいのです。

 

当時の画像をどうぞ。

 

   

【こじま】

2020.09.07

ウォレスティ・モカ

スタッフブログ

7月下旬に上棟した上松の家ですが、順調に施工が進んでいます。

 

軒裏にはヒノキ合板を使っていますが、昨日そこも含んだ屋根廻りの動画を撮影してきましたので、近日中にYouTubeにアップします。

 

 

さて、以前上松の家では3つの新しいことにチャレンジしたとお伝えしました。

 

1.大型パネル

 

2.エクセルシャノン片引サッシ

 

 

ここまでは紹介させていただきました。

 

 

 

そして今日は3つ目をご紹介したいと思います。

 

 

それは新しい外壁材です。

 

 

 

その名は「ウォレスティ モカ」

 

 

 

 

右にあるのは弊社オリジナルの杉外壁材無塗装です。

 

 

左と真ん中が「ウォレスティ モカ」。

無塗装でこの色合いです。

 

 

これは木材を長持ちさせるため、ヒート処理(高温処理)したもので、材料は信州カラマツ。

 

木材を圧力窯に入れ、水蒸気と熱と圧力で木材を改質します。

 

すると、水と結合しない木材が出来上がり、含水率が上がらないので腐朽しないという理屈で長持ちするというわけです。

 

 

 

 

■特長

 

1.薬を使わない

 

2.無塗装でこの色味

 

3.寸法安定性が高い

 

4.とても腐りにくい

 

5.経年美化する

 

6.再塗装しなくていいのでトータルコストが安い

 

 

と、いいことばかりのようです。

 

 

今まで似たような製品でサー〇ウッドというものがありましたが、ヒート処理するときに酸素を抜いていないため

 

「酸っぱいニオイがする」

「塗装の持ちが・・・・」

 

といったことがありました。

 

 

そのウィークポイントを克服した材料なのです。

 

 

この色味は、徐々に色褪せシルバーグレイに変化していきます。

 

 

今回お見せしている材料はカラマツですが、他にヒノキや杉、赤松もあり、色味はどれもカラマツより明るい感じになります。

 

 

ウォレスティ モカを販売しているのは松本のテオリアランバーテックさんで、私たちがいつもウッドデッキで使っているACQ材をつくっている会社さんですね。

 

 

ランバーさんは最近YouTubeの投稿が増えているようなので興味のある方はぜひ。

 

 

ウチの担当である斎木さんがとてもさわやかな笑顔で迎えてくれます(笑)

 

 

 

 

上松の家ではこの「ウォレスティ モカ」を破風・2階外壁・玄関引戸に使います。

 

 

 

先日、玄関引戸が取り付きましたのでご紹介します。

 

建具制作は山崎屋木工製作所さんです。長野県千曲市で木製サッシを手掛けるメーカーさんに作っていただきました。

 

 

 

 

こんな感じです。

 

塗装をしないことで、木材の夏目と冬目の色合いが逆転せずに自然な風合いとなりますね(塗料は柔らかい夏目によく染み込むため、冬目より夏目が濃い色となりやすい)。

 

 

問題もあります。

 

 

 

カラマツは抜け節が多くなってしまい、その処理を検討中です。

 

 

 

 

 

使う素材をセレクトするか、節が抜けない処理をするか、協議していい方向を見つけていきたいと思います。

 

 

 

そうそう、もう一つメリットがありました。

 

寸法が安定しているのでビスを使わないウッドデッキにすることが可能です。

 

 

これも近々チャレンジしてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【こじま】

2020.09.04

パネルヒーター1台での全館冷房

スタッフブログ

暑い夏が終わったと思ったら、早くも台風の心配です。

 

 

本当に極端な気象になってきました。台風10号での被害がないことを祈ります。

 

 

 

今日はパネルヒータでの冷房について。

 

 

去る8月30日に住まい見学会@八幡の家で2組のお客様をご案内させていただきました。

 

 

その際、パネルヒータ冷房での室内環境を計測するとともにオーナー様に住み心地をヒアリングしてきました。

 

 

 

 

外観。この日の最高気温は35℃でとても暑い一日でした。

 

 

 

 

吹き抜けがあるリビングに1台だけ設置したパネルヒータは冷暖房兼用です。パネルの高さを2階床から900mm上げて、2階にも輻射熱が届くよう設計しました。

このほか、脱衣室に暖房専用のタオル掛けヒータを1台設置しました。

 

 

 

 

ここで、八幡の家の冷暖房計画についてご説明します。

 

 

 

暖房の理想は「寒いところをなくす」という考えです。

 

温熱計算をすると分かるのですが、どんなにいい性能の窓(トリプルガラスの樹脂サッシなど)を採用しても壁より断熱性能が低いです。

 

たとえばこの家で採用しているエクセルシャノンのトリプルガラス(ESクリアスーパー)サッシはUw=0.89ですが、これと同等の性能は高性能グラスウール16Kなら40mm厚となります。ちなみにUw=2.33のアルミ樹脂ペアガラスサッシはなんと16mm厚です。

 

この家は付加断熱含め壁の断熱厚さが210mmとなっていますので、壁と窓の熱の逃げにくさを比較すると5倍程度の違いがあります。

 

やっぱり窓が弱いよねえということで、基本は熱源を窓ごとに窓の下部に設置するのが理想なのです。

 

 

しかし、付加断熱と樹脂トリプルガラスサッシで基本性能がしっかり上がっているので(Ua=0.3)、パネルヒータを減らしてもおおよそいけるのです。

 

 

ただ、冷房は暖房ほど全体への廻り方がよくなく、どれほどの環境になるのかは手探りでしたが、エアコンの気流感や乾燥感が気になるとのオーナーの要望もあり、チャレンジしてみました。

 

 

 

 

ところでパネルヒータの冷房とエアコンの冷房の違いは何でしょう。

 

エアコンでの冷房が過度に除湿となってしまうのに比べ、パネルヒータでの冷房は程よい除湿で必要以上に湿度が下がり過ぎないのが特徴です。

 

気流もないので、イメージとしては「洞窟」でしょうか。

 

 

 

 

さて、このようにパネルを集約し、パネル台数を減らしエアコンを設置しないことでコストダウンを図った室内環境はどうなるか・・・・。

 

 

 

 

 

まず、冬の状況ですが、1階リビングを22℃設定にすると2階が25℃となってしまい、若干オーバーヒートとなりました。リビングから離れた位置にあるトイレや洗面も寒いのではないかと少々心配しましたが大きな窓がないため、20℃程度をキープしました。

 

 

 

それでは8/30 14:30頃の状況です。

まず、パネルですが、15.3℃。パネルが結露し、除湿しているのがおわかりでしょうか。

このパネルの下部にはドレンパンがあり、結露水を外へ排水しています。

 

 

 

 

1階リビングの床。

25.4℃。涼しいですよ。

 

 

 

 

そして2階天井。28.3℃です。じっとしていれば過ごせますね。

 

 

 

 

1階床と2階天井で3℃の温度差がありますが、原因は2階でのパネル面積不足と南面窓からの日射取得かと思いました。

 

 

下の画像の大屋根の影を見ると、2階の大開口からかなり日射取得していることが分かります。

ここにシェードを付けるとだいぶ改善するのではないかと思っています。

 

 

 

 

総括としては、屋根断熱にGW35Kを350mm吹き込みこのような環境を実現できているので、3℃程度の温度差が許容できる方にはリーズナブルな手法と言えるのではないかと思います。

 

 

 

最後に、一番大事な住まい手のご意見

 

ご主人「エアコンはいらないかなあ」

 

奥様「来年は2階にエアコン欲しいかなあ」

 

・・・意見が分かれました。

 

 

来年用に窓からの日射取得を抑えるためにシェードを取り付けるのが落としどころではないかと提案してみます・・・。

 

 

 

【こじま】

2020.09.01

横すべり出し窓にアウターシェードは取り付くか

スタッフブログ

今年の夏も大変厳しい暑さとなりましたが、昨晩あたりからようやく涼しげな夜となり、ホッとしています。

 

 

長野県では日中気温が上がっても夜間はそこそこに下がり、通風でしのげるのがウリだったはずなのですが・・・。

 

 

今年は「ウチは風が通るからエアコンはいらないよ」といわれていたお客様から取付依頼の連絡がチラホラと聞こえてきました。

 

 

 

 

さて、夏は出来るだけ日射を室内に入れないことが大事だとお伝えしてきましたが、その方法は様々です。

 

 

庇、簾(すだれ)、葦簀(よしず)、シェードと呼ばれるもの、タープ・・・。

 

 

簾はホームセンターで安く手に入れることが出来、外部からは中が見えにくく(日中だけです)内部からはソトを眺めることが出来るスグレモノです。

 

 

この夏、窓を取り替え、簾を取り付けた現場はこんな感じです(仕事中の画像ですが・・・)。

 

 

 

ガラス面に吸盤式で簡単に取り付けられるパーツが販売されていますので、壁面はそのまま。ガラスの上端に吸盤を取り付けます。

 

 

 

 

室内から見たところ。

 

 

 

 

 

室内からソトを見るとこんな感じで、ソトの様子が伺え、植栽も楽しめます。実際は画像よりくっきり見えます。

 

 

 

 

一方、外付けのシェードはサッシメーカーが販売しているロール巻き上げ式のタイプがありますが、取付は引違窓が対象となっています。

片側の窓を開け、上部のボックスからロール式のシェードを引き出すからですね。

 

 

 

今回はそれを横すべり出し窓につけてみました。

 

 

 

ところで、なぜ引違でなく横すべり出しを採用するのか。

 

理由は、なんといっても景色が大きく切り取れるからです。まさにピクチャーウインドウ。

 

気密や断熱性能も引違よりはいいですね。

 

 

で、横すべり出しのアクションですが。

 

 

窓を開けるときは下側が外に突き出していきます。下側が外に突き出すと、窓の上部に隙間が出来ます。

 

この隙間を利用してシェードをボックスから引き出すことが出来れば、取り付け成功です。

 

 

シェードの下端バーを、窓上部の隙間から手を入れ少し引き出し、横からつかみ、下ろしていき下のフックに窓を閉めながら引っ掛けます。

 

・・・・。

 

 

分かります?

 

 

分かりませんよね。

 

 

・・・後日動画でご案内します・・・。

 

 

すみません。

 

 

とりあえず画像で想像願います。

 

 

 

 

 

全景。

 

サッシや水切色とマッチし、違和感がありません。

 

 

 

 

上部ボックス。

取付部に下地は必要です。

引き出し用金具をシェードの幅の中心付近と端部に取り付けます。

 

 

 

 

こちらはシェード下端のバーを引っ掛けるパーツです。

窓を閉めながらここに引っ掛けるので、生地は少し長めにオーダーします。

窓の高さ+20cm程度でいいでしょう。

 

 

内観設置前。

 

内観設置後。

景色はまずまず見えますね。

使用しているのはハニカムサーモスクリーンでおなじみのセイキ工業のサングッドという製品です。

今回使用した生地はライトグレイ。

生地によって遮熱性能や景色の見え方が違います。

遮熱性能が高いほど景色が見えづらくなります。

 

 

 

 

 

最後に、外観未使用時。西面です。

 

 

 

 

使用時。

違和感なく、デザインの邪魔をしないことが分かります。

 

2階の横すべり出し窓で景色と日除けの両立をお考えであれば参考にしてください。

 

 

【こじま】

2020.08.21

施工が大事

スタッフブログ

暑いですね。

 

 

極端な気候にうんざりしています。

 

 

ここまで暑いと、住まいは「命を守るシェルター」だと実感します。

 

 

熱中症のリスクが高まる中、断熱不足はもはや犯罪ですらあるのではないでしょうか。

 

 

 

地震も同じですよね。耐震等級3で命を守る。

 

 

 

さて。

 

 

「上松の家」の現況です。

 

現場シートがにぎやかです。

 

 

 

内部は週末の断熱構造見学会に向け、断熱工事施工中です。

 

 

この断熱工事ですが、設計は図面を描いて仕様を記入すれば終わりですが、施工は現場にかかっています。

 

断熱材を隙間なく施工しているか。

 

ただ、まじめに、断熱材をカットして、入れる。入れ方にもコツがあるんです。

 

 

 

私たちはこの仕事をプロにお願いしています。

 

 

大工は木工事のプロ。

 

断熱屋は断熱工事のプロ。

 

それぞれが職能とプライドを持って、仕事に向き合っています。

 

 

すると、現場ではいいものが出来上がります。

 

図面ももちろん大事ですが、施工が何より大切です。

 

 

 

壁内のグラスウールがきちんと施工されています。

 

美しいですね・・・。

 

 

グラスウールをほんの少し大きめにカットして入れるので、木材がやせたときも隙間が出来ません。

 

 

外部では付加断熱の下準備が行われています。

 

 

 

熱橋を減らすために、KMブラケットというポリカーボネートでつくられた部材を使います。

 

窓の廻りは付加断熱時の雨仕舞を完璧にするための枠が取り付けられています。

 

 

一次防水層に水が流れるイメージで施工することが大切です。

 

 

 

23日は上松の家で断熱構造見学会開催です。

 

若干の空きがありますので、ご興味ある方はぜひ。

 

 

つくり手の施工中現場を見ることは、いい住まいを手に入れるための第一歩でもありますので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【こじま】