2020.06.06

撮影と取材

スタッフブログ

【草越の家】の撮影と取材立会に行ってきました。

 

オーナーはJoe Forest Guitar Houseのジョーさんです。

(ウッドデッキでブルース演奏していただきました)

 

大阪で長年ギター工房を営んでおられましたが、昨年御代田町に移住されました(お店も移転)。

 

 

理由の一つは「大阪の夏がめちゃくちゃ暑い!」とのことでした。

 

 

 

建築前のご相談時も伺っていたのですが、今日はより詳しくお話を聞くことが出来ました。

 

 

 

■夜はエアコンつけっぱなしでないと無理。停止して10秒経ったら目が覚める(暑いんですよね)

■エアコン設定温度下げすぎると体調崩す

■市街地なので周囲は舗装され、天気予報の温度とは違う。普通に40℃くらいある(これは・・・・)

■窓開けると隣家のエアコン室外機の熱風

 

やはり、だいぶ深刻だったんですね。

 

 

私も20歳から数年首都圏にいましたが、確かに夜間冷房なしで眠るのが難しかったのを記憶しています。

近年の気温上昇でさらに状況は悪化しているのでしょう。

 

 

 

そして最近は長野市でも冷房が必要な期間が増えているのを実感しています。涼を求めてというより、命の安全を求めて寒冷地への移住が加速するのではないでしょうか。

 

さらにコロナでリモートワークも市民権を得ました。

 

新しい生活様式に長野県はうってつけ?。

 

ということで、新幹線の駅周辺(佐久・上田・長野)にミニバブルが押し寄せるような予感がしています・・・。

 

 

国の機関も来るか!?

 

 

 

 

・・・・・御代田は平和です。

 

 

ジョーさんによると、なんでも御代田町は軽井沢町より移住者に対して政策がやさしい感じなんだそうです。

 

そんなこんなで撮影と取材は進みました。

 

 

建築時に伐採した敷地内の木を冬の間に薪割りしたものがデッキに積みあがっています。

 

ところで、ジョーさんが薪ストーブで使う薪の量をググったら一晩で4束などの情報があり、一生懸命薪割したそうですが、この冬の結果は1/4くらいの使用量で済んでいるそうです。

 

確かに、Ua=0.28の住まいですから。

 

 

また、薪割りは都会の方たちには楽しそうな遊びに見えるらしく、なんでもSNSでジョーさんが薪割り動画を発信したらお友達が薪割りしたいということで今度遠方より来られるとのこと。

 

健康増進にもオススメです。

 

 

 

 

コロナ禍でも毎日外仕事や庭いじりが出来たので全くストレスは感じなかったとのこと。

 

うーん、理想的。

 

 

 

郵便ポストも作ったのですが、受け口のふたはジョーさん作。

 

なんでも、小鳥が巣をつくってしまうのだそうです。

 

自然豊かですね。

 

キジ、キツネ、キジバト、モグラなど御代田ライフではいろいろな出会いがあるようです。

 

 

 

 

居間はすべてのエリアへのハブとなっています。

 

床は北相木村のカラマツです。50年生以上のものしか使わない、幅広で上質な床材です。引き渡しから半年、経年美化が徐々に進んでいます。

 

 

 

工房の材料置き場。

 

高断熱住宅は過乾燥になるので、以前購入したギター用材料の大半がダメになるのを覚悟したとおっしゃっていましたが、意外に動きは見られなかったとのこと。購入時の乾燥がしっかりされていたんだろうとのことでした。

 

ただ、赤で囲った材料は胡散臭い業者から安く仕入れたものだそうで、動いてしまったとのことです。

 

 

木材にとって、高断熱住宅の冬は本当に厳しい状況なのです。

 

 

 

 

撮影は延々と続き、夕暮れ時にわがままを言って薪ストーブに着火していただきました。

 

この家で入れてよかった一番の設備はと聞かれたら「薪ストーブ!」と答えるそうです。

 

・・・分かります。

 

炎の揺らめきを見ていると、時間がたつのを忘れてずーっと見ていたくなるし、全身で浴びる輻射熱の心地よさ・・・。

 

 

ジョーさんは薪ストーブの前に背もたれ付きの椅子を置いていません。

 

理由は・・・・

 

 

仕事をしなくなるからだそうです(笑)

 

 

共感。

 

 

 

ちなみに薪ストーブは完全にジョーさんのおもちゃとなり、奥さんはいまだに触っていないそうです(笑)

 

(誤解なきように、この住まいはパネルヒーターで全館暖かく過ごされていることを付け加えておきます)

 

 

 

 

 

撮影は19:00に終了。

 

ジョーさん、奥様、長時間大変ありがとうございました。

 

 

動画が出来たらアップしますのでお楽しみに・・・。

 

 

 

そうそう、この【草越の家】で住まい見学会+ジビエBBQを7月に企画しています。

 

住まい見学しながら、移住のことを聞きながら、BBQいかがでしょうか。

 

興味ある方は連絡ください。

 

公式にはまたご案内します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【こじま】

2020.05.19

安曇野市【穂高の家】完成見学会に向けて

スタッフブログ

安曇野市穂高で建築中の【穂高の家】。

 

先日、足場撤去前の外部検査に行ってきました。

 

塗装屋さんの外壁塗装はタッチアップ作業中。

 

足場のまちかどシートはいかがでしょうか。

街並みにうるおいを届けられたでしょうか。

現場の前をいつも通る幼稚園生に感想を聞いてみたいのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

下屋の外壁との取り合い部分です。棟換気部材を半割にして通し(端から端まで)で取り付けます。

 

大屋根の棟換気もそうなのですが、棟換気はケチケチしてはいけません。

 

小屋裏換気量の基準はありますが、小屋裏換気量が多すぎて困ることはありません。

私はこれを【天然の補助エアコン】と呼んでいるくらいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓廻りのシールも確認します。

窓が引っ込んだ納まりとなる場合、取り合いが非常に複雑になります。

特に外壁の下端から水を吸い上げることがないようにするのは至難の業です。

 

そんな時、このドイツ製窓水切「グートマン」は素晴らしい働きをしてくれます。

 

両サイドの水切エンドキャップがコの字となっていて水切から外壁を遠ざけることが出来るのです。

水切にかかった水を吸い上げることもありません。

 

長期メンテナンスフリーとするには、水切に直接シーリングはできれば避けたいところなのです。

 

 

水切奥の立上り部分はゴムパッキンで防水します。

 

ドイツの方はやはりカタイ仕事をしてくれますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見学会に向け、木工事は終盤に差し掛かったところです。

2階はこの後、壁のボードを張って内装屋さんにバトンタッチします。

 

 

 

 

 

 

戸袋はこんな感じでつくられています。

奥に見えるのは吹き抜け部分の仮足場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和室の入り口はRとなっていて、ちょっとかわいい感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

階段はツガの無垢です。

 

ストリップで西側からの光を通します。

 

お楽しみに。

 

 

 

 

さて、【穂高の家】完成見学会ですが、見られる期間を告知させていただきます。

 

 

※予約制となります。

 

■6月14日(日)10:00~16:00まで1時間ごと。最大2組様。

なお、16:00からはオンライン見学会です。zoomで複数参加可として開催します。

オンライン個別見学会ご希望の方はお問合せください。

 

■6月15日~19日は随時。予約希望があれば対応します。

 

新型コロナウィルス対策をしながらの開催です。

マスク着用・体調管理されたうえでご来場ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【こじま】

2020.05.16

模型で検討する

スタッフブログ

長野県では新型コロナウィルスの緊急事態宣言が解除になりましたが、これから経済活動をどう着地させるのか色々と考えることが山積しています。

 

ビジネスのモデルが明らかに変わる局面だと思うのです。

 

今までお客様と当たり前のように行ってきたことができない・・・。

 

イベントやお打合せやセミナーなど。

 

 

今回はほんとに困りました。

 

今までWEBで打合せしたことはほぼなく・・・。

 

 

 

いや、ありました。思い出しました。

「小山の家」のオーナーさんは県外在住で建築を進めたので、「facetime」で2度ほど打合せをしました。

 

ただし、その時はオーナーさんはMac、私はiphone。電話のカメラで図面をお見せしながら打ち合わせをしたのです。

1回1時間くらいの打ち合わせでしたが、終わると手が疲れてること疲れてること・・・・。

 

iphoneて意外と重いですね。

 

いやあ、もっと早くzoomと出会っていたら楽だったのに・・・。

 

 

また、緊急事態宣言中、現在建築中のお客様から「skypeかzoom対応可能です」と

メールをいただきましたが、skypeは昔チャットで使ったことあるけどzoomって何?という感じだったのです。

 

 

 

しかし、人間切羽詰まると動くものです。

 

使ったこともない「zoom」を使い始めてみたのです。

 

 

 

すると・・・。意外に簡単でした。

何回かWEB見学会を行いましたが、オーナー様の多大なるご協力があり、大成功だと思います。

 

 

進め方ですが、私と見学者さんとオーナーさんで時間になったらスタートし、

私は事務所でオーナーさんに「ここを見せてあそこを見せて」と、お願いするだけ・・・。

(大変恐縮です)

見学者はオーナーさんに直接質問できる。

カメラマンがご主人で、建具など動かすのは奥様・・・。

素晴らしい連携のもと、メイン開口部のたくさんのレイヤ(障子や日よけ戸)を見ていただくことが出来ました。

 

また、電気代や建築費など、普段なら聞きづらいことも聞きやすいようでした。

(もちろん、お答えできない場合もありますが)

 

 

 

これ、なかなかいいじゃないか・・・。

 

これが私の感想です。

 

 

 

 

他にも契約済のお客様とzoomミーティングしてみました。

 

 

画面の共有が出来、ポインターで同じ場所を示すことも出来るし、線も描けます。

 

 

むしろ、移動時間と移動に使う燃料削減でエコじゃないか!

 

 

 

 

そして今日。

 

 

 

初めてzoomプレゼンさせていただきました。

 

当初は松本市から来社いただく予定でしたが、コロナの関係もあり、zoomで進めることになりました。

 

小さいお子さんもいらっしゃるので、そういう面でもラクだと思います。

 

 

 

さて、前置きが長くなりました。

 

 

私たちはプランを検討するときに模型をつくり検討しています。

 

それは、立体だからこそ確認できることがあるからです。

 

■全体的なデザイン

■隣家との関係

■敷地へのボリューム感

■建物以外の敷地余白部分のボリューム感

 

これらは模型でなければ分かりません。

 

手間はかかりますが、これを惜しむと出来上がるまで立体感がつかめないのです。

 

特に住宅地の場合は視線の交錯や採光の影響を受けそうな建物は必ずチェックする必要がありますので、そんな時にも模型は活躍します。

 

今日も模型をお見せしたら隣の建物のインパクトが結構大きいと理解していただいたようです。

 

その模型がこちら。

ちなみに性能は、Ua=0.26。年間冷暖房費は60,000円程度。

南側に隣家が迫っています。

 

こんな時は建物を振る(敷地に対して角度をつける)と視線を逃がすことが出来ます。

 

 

 

 

余談ですが、住宅地で南側が平屋だった場合、日当たりがいいからとその採光を当てにしてプランニングされる方がいるかもしれませんが、危険です。

 

将来平屋が取り壊され、2階建て(場合によっては斜線制限ギリギリの建物)が建築されるかもしれないからです。

 

採光が不利な条件になっても日照が確保できる設計としたいものです。

 

 

このように模型を使い、位置を変え、角度を変え、最適な設計を目指しています。

 

 

 

 

最後に。

 

 

これも余談ですが、事務所に打合せ用の新しいテーブルが届きました。

(今日来ていただくお客様にお見せしたかったのです)

 

私がイチオシの丸テーブル。JAZZ丸テーブルでググってみてください。

 

 

脚が引っ込んでいるので膝にあたらない!

 

これまたイチオシの椅子(カイ・クリスチャンセンデザインのNo.42やYチェア)と鉄板の組み合わせとなります。

ぜひ一度お尻で体感してみてください。

 

 

最後の最後に。

 

弊社の床壁標準断面をお見せします。

壁は断熱210mm!

こちらも一見の価値ありです。

(これも見せたかったので)

 

 

【こじま】

2020.05.03

素敵な庭

スタッフブログ

春を通り越し、初夏の陽気となっています。

 

 

こんなに天気がいいと、ついつい出かけたくもなりますが・・・・。

 

 

 

 

 

今は我慢。

 

 

しかし・・・・。

 

 

個人的には3密を避けることは大切ですが、過度な経済封鎖はいかがなものかと思っています。

 

 

 

 

 

さて。

 

 

 

先日、「青木島の家」の外構工事(庭や駐車場などの外回りのこと)が完成したようで、シンボルツリーのアオダモが芽吹く前でしたが写真を撮らせていただきました。

 

 

 

素敵なエントランスになりました!

 

 

こちらは北側になりますが、北側に部屋があるので窓からも植栽を楽しむことができます。

 

庭といえば南側につくると思われるかもしれませんが、敷地の状況やプランによりどの方位にもつくります。

 

 

 

北側の窓から見る庭のメリットは、植栽の葉を正面から見ることが出来るところです。

 

植物は葉を南に向けようとしますので、南にある樹木の葉は裏側を見ることになるのです。

 

 

 

ところで、このエントランスが完成するのにどれくらいかかったと思いますか。

 

 

答えは2年です。

 

 

 

 

お引渡し時の画像を見てみましょう。

 

2017年の秋です。

 

カーポートとコンクリート工事を行い、お引渡しとなりました。

 

アプローチについてはスケッチした案をお渡ししましたが、住みながら考えたいとのご要望があり、まずはここまで施工しました。

 

 

 

 

その後、道路から玄関の出入りが見えてしまうのが気になるとのことで、ゆるい目隠しをつくりました。

 

 

 

2018年。

 

 

そして、2019年に完成したのです。

 

家は庭まで含め、完成ということになると思います。

 

 

 

 

いい家庭はいい「家」と「庭」から。

 

以前もお伝えしたかもしれません(笑)。

 

 

【こじま】

2020.04.23

丘に建つ家

スタッフブログ

寒っ!

 

 

ここ数日気温が上がりません。

 

 

 

 

 

風も吹いていて、体感温度は冬を思い起こすような・・・。

 

 

 

 

 

ところが、天気予報を見てみれば。

 

 

5月初旬には最高気温28℃!

 

 

 

 

個人的には24℃くらいが長い間続いてもらいたいのですが・・・。

 

 

 

 

さて。

 

新しいプロジェクトがスタートします。

 

長野市の「丘に建つ家」です。

 

 

クライアントであるYさんとの出会いは「これからの住まいづくりセミナー(二世帯住宅ver.)」へのご参加でした。

 

 

二世帯住宅をつくりたいけど、どんなことに気を付ければいいですか?という内容のセミナーです。

 

 

気を付けるポイントはいくつかあるのですが、家族ごとの考え方がありますので、普段の生活や新しい住まいでどう暮らしたいかというところをしっかり話し合うことが一番大事ではないでしょうか・・・というようなお話をさせていただきました。

 

 

その後、2月の真冬に住まい見学会へご参加。

温熱環境・空気質・天井の低さ(笑)など体感し、設計のご依頼をいただきました。

 

 

現地は長野市北部、山の斜面の造成地で、現在はお母さんが一人で暮らしています。

 

 

 

いつも通り、敷地からの眺望を確認しますが、2階からの眺望は1階の屋根から撮影します。

想定通り、斜面からなのでとてもよい眺望が得られます。

 

北東には三登山が見えます。

 

私がマウンテンバイクでたまに行くところです(プランとは関係ありませんが

個人的に親しみあり)。

 

 

 

 

 

南東は菅平?などの稜線が望めそうです。

 

 

 

 

そして、現在の庭はこんな感じ。

 

  

 

シンボルツリーはあるので、周りを整理して少し樹木を付け足すといい感じになりそうです。

 

 

 

 

さて、今回のプランはこちら。

 

 

南の庭と東の眺望に開き、斜面に馴染むようなデザインとしました。

 

 

2階からは南東・北東の眺望を、1階居間からは庭を楽しみます。

 

 

 

そして、ウッドデッキの近くにピザ窯をつくる予定です。

 

いや、Yさんに作ってもらう(笑)予定です。

 

いや、楽しそうだから一緒に作ろう!

 

 

 

 

・・・・いつも通り、Y様ご家族が安心して健康に幸せに暮らせる住まいとなるよう、取り組んでまいります。

 

 

【こじま】

2020.03.23

日滝の家 オーナーインタビュー動画

スタッフブログ

3週間ほど前から腕立て伏せを始めました。

 

 

理由ですか?

 

 

筋肉のたるみが少々気になり・・・

 

 

 

 

腕立てなんて30年ぶりくらいでしょうか(笑)

 

 

最初は10回が限界(少なっ)。

 

その後、毎日続け、今は20回できるようになりました!

 

筋肉も徐々に成長するのですね。

 

やればやっただけ。

 

結果が出るのは励みになります。

 

 

 

ところで、5日くらい前にオーナーさんをメンテナンスで訪問した際のこと。

ユニットバスの洗い場カウンターの下側カバーがパカパカしているので見てもらいたいとのご要望が。

しかし、洗い場床は朝方ということもあり、まだ濡れている状況でした。

 

 

そこで、腕立ての姿勢でカウンター下側をのぞき込むと、パーツの壁側が溝にはまっていないことが判明。

早速腕立てが役に立ち、自己満足したのでした。

 

 

さて、普段見ることが少ない洗い場カウンターの下側(裏側)。

これがびっくりするほど黒カビさんの住処となっています。

たまにはのぞいてみてください。

 

洗うと運気が上がる!かもしれません・・・

 

 

 

 

まったくタイトルと違う話ですね・・・。

 

すみません。

 

 

須坂市で新築して2年の「日滝の家」ですが、先日オーナーインタビューと動画撮影をさせていただきました。

 

「日滝の家」は27坪で5人家族が暮らす家です。

 

見学された方も大勢いらっしゃいますが、まだ見ていないという方はぜひこの動画をご覧ください。

 

どんな暮らしができるのかがよーく分かる優れた映像になっています。

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【こじま】

2020.03.19

善光寺に・・・

スタッフブログ

気温乱高下、株価も乱高下のこの頃です。

 

 

突然ですが・・・私は朝ウォーキングをします。

毎朝、ではないのですが(汗)。

 

 

いつものコースには善光寺参道が含まれ、仁王門を曲がり本堂へ向かうのですが、

ここしばらく仁王門に足場がかかっていました。

何の工事だろうと思っていたら、新聞に「仁王門の屋根葺き替え完了!」との記事が。

 

先日、いつものように通りかかると足場が外れ・・・。

 

 

銅板葺きたてホヤホヤの仁王門に朝日が当たり、キラキラと輝いていました。

時刻は6:00AM頃。東面。

 

次に南面。

 

 

そして、北面。

 

木構造の経年美化とかなり違和感を感じますねえ。

 

 

 

しかし、銅板は徐々に酸化し、輝きがなくなり、色は緑っぽく落ち着いた雰囲気になっていきます。

その色は「緑青(ろくしょう)」という銅板の錆が自然発生した色です。

鎌倉の大仏やアメリカの自由の女神の色といえば伝わるでしょうか。

 

そして銅板は緑青により耐久性が保たれているのです。

 

 

 

ところで、銅板の輝きは案外早く失われます。

ピカピカな仁王門を見られる期間はあまり長くありませんので、この機会にぜひご覧ください。

 

 

ちなみに、北面の画像左側にカラーコーンがありますが、そのお店こそ地元ではなんとなく話題に上がっている(ホントか?)

スタバです!

26日にオープンだそうです。

仲見世通りにどんな内装デザインのスタバが出来たのか、こちらも注目したいところです。

 

 

いずれにしても国宝がウォーキングのルートって。

 

なかなか贅沢なものです・・・。

 

 

さて、2014年に竣工した「青木島の家」。

竣工時がこちら。

 

先日伺ったのがこちら。

 

外構には長野県産の杉材に防腐剤を加圧注入したテオリアランバーテックさんの材料をいつも使っていますが、防腐剤には銅が含まれているので、最初は緑っぽいのです。。

 

2014年はこんな感じ。

 

 

そして現在は・・・。

だいぶいい感じの経年美化をしています。

善光寺にも負けていませんよ。

 

 

こんな建築、素敵だと思いませんか。

 

【こじま】

2020.03.17

ご無沙汰しています。

スタッフブログ

当ブログへの書き込みを久しくしていなかった林です。

決して退職したわけでもクビになったわけでもなく、弊社松本営業所にて設計業務を中心に活動していました。2月より長野営業所に移動となり暫くは長野での業務を行うとともに、久々にブログへの登場となりました。

 

現在建築中の【穂高の家】につきましても、設計にかかわっていましたが特に【穂高の家】では構造検討に苦労を致しました。

2階を360°のカメラで撮影するとこんな感じです。これ普通の画像ビューアでみるとグニャグニャした変な画像ですが、専用のアプリを使うと360°全方向が確認できる優れものなんです。天井は屋根の角度と同じように勾配がついて高くなっている反面、外壁に近い部分では高さを抑えられています。変な写真ですが雰囲気わかるでしょうか?

部分的に切り出すとこんな感じに見えます。

 

最近の住宅は基礎の高さがあり、部屋の天井にも高さを求めると外観は腰高で妙なバランスのものになってしまいます。そうならない様に部屋の用途により求められる必要かつ快適性に優れた高さで設計を進めているのですが、耐力壁(筋かいと呼ばれたり、合板を張っている壁。地震の力に抵抗する壁です)の高さが場所によりバラバラになってしまい、木造住宅の一番簡単な構造検討では対応できなかったり、また私としても若干不安を感じてしまうのです。

 

最近、弊社では構造の検討に『許容応力度計算』といった手法を用いることが多いのですが、【穂高の家】もこちらの手法により構造の安全を確認しています。今回の様な特殊な形状への対応の他にも様々な面で自由度が高く、より高度な計算を行った結果、より安心ができる設計が可能となります。

 

その分、私の作業が増えてしまうのではありますが……『許容応力度計算』の標準化、また私が構造計算を担当しなければいけない雰囲気については既に諦めました(スタッフ間の力関係というものもありますし……)ただただ次の担当物件がシンプルでオーソドックスな形状であることを祈るばかりです。

 

現場見学会の際には、外観・内部のデザイン、間取り等をご覧になることと思います。その際には見えなくなってしまっている構造部分ではありますが、デザイン、間取りを良くするためには、見えない構造部分との整合性がとれていなければ成立しない点、なんとなく心の隅に留め置いてご見学していただければ幸いです。

【はやし】

2020.03.14

ギターの修理とオーダーは・・・

スタッフブログ

コロナウィルスの影響で活動自粛が広がり、皆さんウチで過ごす時間が増えているようですね。

 

知り合いのドクターに聞いたところ、今回のウィルスはインフルエンザよりも治りにくいらしいので、ワクチンができるまでは今しばらくおとなしくしているのがよさそうだとのこと。

目に見えない相手だけにフラストレーションもたまりますが、食事と睡眠で免疫力を高めておきましょう。

 

 

そんなウチで過ごす時間がたっぷりあるというときは・・・

 

ちょっと長文お付き合いください。

 

 

 

昨年秋にお引渡しした御代田町「草越の家」のお話です。

 

 

オーナーは大阪のど真ん中でギター工房を営んでいた、「Joe Forest Guitar House」のジョーさんです。

http://www.joeforest.net/index.html

 

 

 

夏が厳しい大阪から、冬が厳しい長野への移住を決断されました。

移住にあたり、奥様より寒がりな(笑)ジョーさんは高断熱住宅のことを一生懸命勉強したとのこと。

その後、仕事をお願いしようと思っていたご友人からのつながりでご縁をいただくことになりました。

 

 

「林の中の一軒家」のイメージがよかったとのことで、見せていただいた土地は・・・・。

・・・なるほど、ここが入口ですか。結構狭いですねえ。生コン車入るかしら(汗)

 

敷地を南東から見たところです。

植栽に使えそうな樹木がたくさんあり、思わずいつもお願いしている造園屋さんへ連絡してしまいました。

 

ちなみに道路の先には倒木があり、クルマではこれ以上進めず。

画像左側が敷地です・・・。

 

いつも通り設計の手がかりをつかむべく土地の入っていきますが。

 

 

 

 

歩くこともままならず。

見通しもきかず。

トゲトゲしい植物にコウゲキされ。

思わず、天を仰ぐ・・・。

 

 

 

しかしここで負けてはいけません。敷地の樹木は広葉樹(ヤマザクラが多い)で混んで育っているためか、山採りのようにひょろっといい感じです。ぜひ無料で庭の植栽にしたいものです。

 

ところで、プランのやり取りをする前にジョーさんは、「高断熱住宅のキモはきちんとした施工でしょ」とおっしゃり、一番大事なことを理解されていたので話がとてもスムーズでした。

 

平面計画は住居と工房の関わり方の意見調整でいくつかのプランを経て決定しました。

 

そして、配置と残す樹木を決めるため、現場へ出かけました。

 

 

伐採前。敷地南東側から。上の秋に撮った画像と同じアングルです。

冬でもこれだけヤブヤブしいとは結構手ごわいのです。

 

1回目伐採。結構切ったつもりなんだけど・・・(汗)

 

 

その後、地縄張のため、2回目伐採。

これだけ切った。

 

 

南東から敷地を見ています。

地縄を張り、残す樹木をテープで囲いました。

その後、基礎の部分は伐採・伐根し、丁張へ。

 

そして基礎工事が始まるのですが、御代田は寒いので凍結深度が80cmと深いのでこんな感じに。

地盤面から80cmまでは凍るので、凍上(建物が持ち上がる!)しないよう、土をコンクリートに置き換えなければなりません。

ちなみに長野市は40cmです。

 

その後、基礎が出来上がり、上棟を迎えます。

 

構造金物について当社の工夫を一つ。

吹き抜け等の空間に梁や火打ちを見せずにすっきりさせたい場合には垂木サポーターという金物を使い、斜天井でも耐震等級3をとれるような工夫をしています。

この屋根のてっぺん(拝み部といいます)についている垂木を挟み込んでいる金物がそれ。

取付には一つの金物につき、8本のビスを留め付ける必要があります。

結構時間がかかると大工に不評の作業(笑)。

 

しかし、そんな困難(?)を乗り越え、こんな空間が作られるのです。

 

 

 

こうしてできた「Joe Forest Guitar House」で初めての冬を過ごされ、風邪もひかずに汗だくでギターを制作されていたようです。

これ、エレキギターのボディ。

どうです、なんか感動しませんか!

 

削り出しですよ。

 

私はバイクや自転車も好きで、それらのパーツで「削り出し」があるとそれだけで興奮していました。

 

ちなみに削り出しとは無垢のカタマリをひたすら削って形にしていくことを言います。

 

木の板がこんなセクシーな形になるなんて。

 

 

そして、完成形がこちら。

 

 

 

うーん、いいですねえ。

ジョーさんはしばらくの間オーダーいただいているギターをせっせと制作していくようですが、彼の真骨頂は修理・リペアです。

ギター職人さんの中には自分の作ったもの以外は触らないという方もいらっしゃるそうですが・・・。

 

ジョーさんはそんなことはなく。

 

 

他人が作ったギターを調整・修理するのってかなり難しいと思いますよ。

ギターのことで困ったら、ぜひ問合せしてみてください!

 

お店には薪ストーブもあります。

もちろん、計算上は薪ストーブの必要はありませんが、趣味で炎のゆらぎを眺めるため・・・。

 

贅沢な時間を過ごせそうです。

 

 

えっ、ジョーさんのギターの音色が聞きたい?

 

なるほど。

 

そんな方はこちらをご覧ください。

https://ja-jp.facebook.com/joeforestguitarhouse

 

 

 

最後に。

 

 

「草越の家」は緑豊かになった頃、プロカメラマンによる取材撮影を予定していますので、6月には残した樹木を生かした庭がどうなっているのかも含め、

今よりきれいな実例をご覧いただけると思いますのでどうぞお楽しみに。

 

 

 

 

【こじま】

2020.03.08

穂高の家 構造見学会

スタッフブログ

暖かい冬が過ぎ、早めの花粉を感じる今日この頃です。

 

コロナ問題はいまだ収束の気配が見えず、我々の業界も様々な資材が間に合わない状況になりつつあります。

お客様に予定通りのお引渡しができるかどうか見通せない案件も出てきており、一刻も早い収束を願っております。

 

さて、今日は穂高の家について、ホームページ1/3完成見学会をしてみようと思います。

1/3ってことは進み具合が30%くらいってことで。

 

まずは外観。

安曇野の風景に溶け込む山小屋をイメージした、平屋ベースの切妻屋根が特徴です。

高さはいつも通り、出来るだけ抑えるよう一生懸命考えます。

 

 

お気づきかと思いますが、工事中の外観に新しいデザインが登場です。

足場シートに動物を・・・。

ちょっと心安らぐ現場風景になりますよね。

 

さて、外部は付加断熱が終了し、タイベックシルバーが施工されました。

 

このシートが張られた面を1次防水層といいますが、弊社ではここの防水についてかなりこだわりを持った施工をしています。

なぜなら、外壁で防ぎきれなかった、または何かのトラブルで外壁を乗り越えてしまった水分から躯体を守る役割があるからです。

後で見えなくなってしまう、やり直しができない部分なので長期間耐えうる納まりで施工します。

 

窓の下部に取り付ける水切にもこだわっています。

窓が壁より引っ込んで取付いているのがお判りでしょうか。

 

窓が壁より引っ込むと防水の納まりが格段に難しくなりますが、このドイツ製アルミ水切を使うことで壁下端から水分が伝わることもなく、長期間安心です。

 

次に軒桁部分。

軒桁は、外壁の一番上部にある構造躯体です。

屋根荷重を外壁に伝える役割があります。屋根が壁から飛び出た部分は軒桁がアラワシ(見える)状態で屋根を支えます。

 

デザイン上、この軒桁を見せたくない場合があるのですが(屋根を薄く見せたい)、そんな時はこんな構造でつくります。

なんとなくお判りいただけますでしょうか・・・。

 

現場は違いますが、こんな仕上がりになります。

軒桁が見えませんよね。

 

次は中へ行ってみます。

 

 

外壁の断熱気密工事が完了しています。

使用している気密シートはインテロ。夏と冬で性格が変わる、都合のいい(笑)シートです。

信州もだんだん暑くなっているので、夏型結露対策にはもってこい!

 

 

2階の斜天井下地ができています。

垂木下端にはタイベックが張られ、垂木が通気層となります。

タイベックから天井下地までBIB35K吹込400mm!

快適性は厚さが基本です。

 

 

きれいな現場も自慢の一つです。

丁寧に、仕事を進めます。

 

最後に。

最近、現場用階段を用意しました。

使ってみたら、とても具合がいい!

現場を安全に進めるためには必要な機材だと強く感じました。

 

次の工程は外壁やヒノキのフローリング施工ですね。

 

また、ご紹介していきますね。

 

【こじま】