2020.12.11

暮らしを建てる

スタッフブログ

いよいよ長野は最低気温が氷点下に突入しました!

 

皆さん、タイヤ交換はお済みでしょうか。

 

 

先日の【上松の家】見学会ではたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。

 

温熱、室内空間、におい、窓からの景色など現地でなければ分からないことが伝わったのではないかと思っています。

 

 

 

さて、タイトルの【暮らしを建てる】ですが、このタイトルの本があるのです。

 

この本をつくられたのは鹿児島の工務店、ベガハウスさんです。いわゆる「スーパー工務店」として我々の業界では全国的にも有名です。

 

 

この本をご覧いただくと分かるのですが、住まい手の心地よい暮らしが紙面から伝わってきます。

 

 

そう、彼らは「家」というハードを建てているのではなく、「暮らし」を建てているのです。

 

 

私たちも、こんな暮らしどうですか、と世界観をお客様にお伝えしていきたいと思います。

 

 

それでは、さっそく上松の家から世界観を・・・。

 

 

庭木の新しい仲間、ソロ(イヌシデ)です。2階の窓から新緑は紅葉や濡れた葉や枝に積もった雪を楽しめるよう、住まいの近くに配しました。

 

ここまでは考えていたのですが・・・。

 

 

先日、7:30に現地を訪れた時、朝日にライトアップされたソロの影が壁にくっきりと映し出されているのを見ることができました。

 

これは完全に予想外。

 

でも、あまりきれいなので思わずオーナーに「これを狙っていたんです」と言いたくなるくらい。

 

 

次の設計ではこんなことも抽斗に入れながら考えましょう。

 

 

 

 

それにしても、素敵ですね。

 

 

朝、ここを道行く人はこんな景色をいただくことができるんですね。まちへ景色のおすそ分け。

 

 

オーナーご家族も出勤・通学時に住まいを振り返り、ニコッとしながら出かけてくださることでしょう(笑)

 

 

朝のリビング。

 

ガラリ戸からの光の入り方、どうでしょうか。

 

 

 

 

 

そしてガラリ戸越しに庭を見ると・・・。

 

 

ハナミズキが落葉し、赤い実が残っています。

 

赤が映えてますね。

 

 

と、そこに・・・。

 

 

鳥がその実を啄みにやってきました。

 

ガラリ戸があるせいか、こちらに気が付かないようでした。

 

 

朝ごはん食べながらバードウォッチングっていいですよね。

 

 

 

これからもこんな暮らしをデザインしていきたいと思います。

 

 

【こじま】

2020.11.27

現場の終盤

スタッフブログ

本日は【上松の家】植栽工事の立会に。

 

 

造園屋さんと外部からの見え方はもちろん、室内からの見え方も確認しながら位置と向きを決定します。

 

 

 

本日植えたのはアオダモとソロです。

 

 

手前の大きいのが、ソロ。

 

左側がアオダモです。

 

 

ついでに現在の進捗を。

 

 

塗装屋さんは内装の無機質シリケート塗料「ビオシール」を塗装していました。

 

天井の塗装はこのように施工されます。

 

 

 

 

また、玄関ポーチの階段も据え付けられました。

 

 

このコンクリートのパーツ、どこかで見たことありますか?

 

 

そう、U字溝です。

 

 

どんな仕上がりになるのかはお楽しみ。

 

 

 

ポーチの小幅板も施工が終わりました。

 

 

きれいですね。

 

 

現場の終盤は一日ごとの変化が大きく、毎日でも行きたいくらいです。

 

 

 

あと少し、安全第一で作業を進めていきます。

 

【こじま】

2020.11.26

【上松の家】完成見学会

スタッフブログ

連休が終わり、師走が見えてきました。

 

コロナの影響でえびす講の花火も楽しめず。

 

先が見えない不安はありますが、今できることをしっかり進めていきたいと思います。

 

 

 

 

さて、【上松の家】完成見学会がいよいよ来週末となりました。

 

木製カーポートの建て方も終わり、完成に向けあと一息です。

 

 

 

 

 

いくつかの新しいチャレンジを盛り込んだ住まいとなっていますので、そこも含めみどころをご案内致します。

 

1.大型パネルの採用・・・これは見えませんね

 

2.片引サッシの引込納まり・・・2階東南角のスペースです。眺望とソトを感じる中間領域にご注目

フルオープン

 

 

 

サッシ・日除け戸あり

 

 

 

 

日除け戸のみ

 

 

 

 

3.外壁材・・・ウォレスティモカというヒートウッドを採用しています。無塗装でとても腐りにくく、ナチュラルエイジングが美しい。寸法安定性も魅力です

 

4.庭や植栽とのつながり・・・既存の植栽、新しい植栽の位置やウチとソトとのつながり方

 

5.暖かさ・・・Ua=0.29の室内空間とは

 

6.室内のニオイ・・・ビニル建材を使っていないので空気がきれい

 

7.天井高さ・・・1階2200、2階2100は低いのか

 

8.造作家具・造作キッチン・オーナーが選んだ素敵な家具たち

 

 

 

5日は満員ですが、6日はまだ枠があるようです。

 

よろしければお申し込みください。

【こじま】

2020.10.22

「富竹の家」完成見学会直前案内

スタッフブログ

「富竹の家」は明日クリーニングです。

 

今日は床の養生を撤去しましたので、現在の現場の様子を動画でお伝えします。

 

■外部

 

 

 

■内部

 

 

見学会当日はダイニングテーブル(丸型・直径120cm)とダイニングチェアを設置しますので、どんなLDKなのか?座った時の目線の高さは?といった空間を体感いただくことが可能です。

 

 

温熱環境としては、先に言い訳をしなければなりません(汗)。

 

 

この住まいの冷暖房設備はエアコン1台です。明日、クリーニングが終わるまではホコリを吸ってしまうのでエアコンの運転が出来ません。

 

明日の夕方にエアコンの運転を開始して明後日の朝を迎えるのですが・・・。

 

 

 

 

多分、暖めるのに時間が足りないかと・・・。

 

 

 

高断熱住宅のいいところは床も壁も天井も家具も、室内のすべてが温度を保有することです(熱が逃げにくいので)。

 

 

熱容量を持つ物体が一旦温まると冷めにくいというとイメージしやすいでしょうか。

 

 

 

暖房時。

 

エアコンだとまず室内の空気が温まります。

 

 

その後、空気の熱が物体に伝わり、物体がまんべんなく熱を持つようになるまで、季節にもよりますが大体3日くらいかかるかなあというところです。

 

現在はまだそれほど寒くありませんが、今日明日と雨で室温が低い状態からのスタートなので、土曜日はそれほど心地よくないと思います(サーモグラフィが現場にあるので床壁天井の表面温度と心地よさの関係が分かると思います。)。

 

日曜日になればだいぶいい感じになっていると思いますが・・・。

 

ちなみに一旦暖かくなると少しくらい窓を開けても物体が熱を保有しているので閉めればすぐに室温が回復します。

 

つまり、冬の掃除も窓を開けて気持ちよく出来ます。

 

 

 

 

・・・・次回以降はイベントまでにもうちょっと準備期間を取ろうと反省しております。

 

 

 

 

予約制ですがまだ空いている枠がありますので、空き時間が出来たのでちょっと見に行ってみようかという方がいらっしゃいましたら、ホームページからお申込みいただくかお電話ください。

 

既にご予約いただいているお客様はどうぞ気を付けてお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

【こじま】

2020.10.15

住宅デザイン学校2020②

スタッフブログ

設計力を磨く。

 

 

これ、工務店にとってものすごく大事なことだと思っています。

 

 

もう、性能だけじゃ差別化できない。

 

 

 

建築家に考え方をしっかり教わることで、敷地へのアプローチや動線のさばき方がまるで変ります。

 

 

本日は、建築家伊礼智さんに学ぶ「住宅デザイン学校」でした。

 

 

 

学校では、3時間で設計を完了させる「即日設計」があり、今回は生徒16名と伊礼さん、それにゲスト講師に造園家の荻野寿也さんが即日設計に取り組みました。

 

 

 

この「即日設計」が設計力アップにつながるのです。

 

なぜなら同じ課題をどう解いたか、建築家の考えを共有することが出来るからです。

 

また、ここの生徒さんは常連の設計事務所の方が何名かいて、とても上手に設計されますので、その考えを聞くことが出来るのもすごく役立ちます。

 

 

 

 

で、本日の課題は「造園家の自邸と事務所」でした。200坪の敷地に100坪の建物。

 

 

いつもなら即日設計の制限時間は3時間ですが、今日は4時間。

 

 

でも、時間が足りませんでした。

 

 

結果はこれ。

 

 

ほめていただいた部分と足らなかった部分をしっかりご意見いただき、有意義な一日となりました。

 

 

 

【こじま】

2020.09.04

パネルヒーター1台での全館冷房

スタッフブログ

暑い夏が終わったと思ったら、早くも台風の心配です。

 

 

本当に極端な気象になってきました。台風10号での被害がないことを祈ります。

 

 

 

今日はパネルヒータでの冷房について。

 

 

去る8月30日に住まい見学会@八幡の家で2組のお客様をご案内させていただきました。

 

 

その際、パネルヒータ冷房での室内環境を計測するとともにオーナー様に住み心地をヒアリングしてきました。

 

 

 

 

外観。この日の最高気温は35℃でとても暑い一日でした。

 

 

 

 

吹き抜けがあるリビングに1台だけ設置したパネルヒータは冷暖房兼用です。パネルの高さを2階床から900mm上げて、2階にも輻射熱が届くよう設計しました。

このほか、脱衣室に暖房専用のタオル掛けヒータを1台設置しました。

 

 

 

 

ここで、八幡の家の冷暖房計画についてご説明します。

 

 

 

暖房の理想は「寒いところをなくす」という考えです。

 

温熱計算をすると分かるのですが、どんなにいい性能の窓(トリプルガラスの樹脂サッシなど)を採用しても壁より断熱性能が低いです。

 

たとえばこの家で採用しているエクセルシャノンのトリプルガラス(ESクリアスーパー)サッシはUw=0.89ですが、これと同等の性能は高性能グラスウール16Kなら40mm厚となります。ちなみにUw=2.33のアルミ樹脂ペアガラスサッシはなんと16mm厚です。

 

この家は付加断熱含め壁の断熱厚さが210mmとなっていますので、壁と窓の熱の逃げにくさを比較すると5倍程度の違いがあります。

 

やっぱり窓が弱いよねえということで、基本は熱源を窓ごとに窓の下部に設置するのが理想なのです。

 

 

しかし、付加断熱と樹脂トリプルガラスサッシで基本性能がしっかり上がっているので(Ua=0.3)、パネルヒータを減らしてもおおよそいけるのです。

 

 

ただ、冷房は暖房ほど全体への廻り方がよくなく、どれほどの環境になるのかは手探りでしたが、エアコンの気流感や乾燥感が気になるとのオーナーの要望もあり、チャレンジしてみました。

 

 

 

 

ところでパネルヒータの冷房とエアコンの冷房の違いは何でしょう。

 

エアコンでの冷房が過度に除湿となってしまうのに比べ、パネルヒータでの冷房は程よい除湿で必要以上に湿度が下がり過ぎないのが特徴です。

 

気流もないので、イメージとしては「洞窟」でしょうか。

 

 

 

 

さて、このようにパネルを集約し、パネル台数を減らしエアコンを設置しないことでコストダウンを図った室内環境はどうなるか・・・・。

 

 

 

 

 

まず、冬の状況ですが、1階リビングを22℃設定にすると2階が25℃となってしまい、若干オーバーヒートとなりました。リビングから離れた位置にあるトイレや洗面も寒いのではないかと少々心配しましたが大きな窓がないため、20℃程度をキープしました。

 

 

 

それでは8/30 14:30頃の状況です。

まず、パネルですが、15.3℃。パネルが結露し、除湿しているのがおわかりでしょうか。

このパネルの下部にはドレンパンがあり、結露水を外へ排水しています。

 

 

 

 

1階リビングの床。

25.4℃。涼しいですよ。

 

 

 

 

そして2階天井。28.3℃です。じっとしていれば過ごせますね。

 

 

 

 

1階床と2階天井で3℃の温度差がありますが、原因は2階でのパネル面積不足と南面窓からの日射取得かと思いました。

 

 

下の画像の大屋根の影を見ると、2階の大開口からかなり日射取得していることが分かります。

ここにシェードを付けるとだいぶ改善するのではないかと思っています。

 

 

 

 

総括としては、屋根断熱にGW35Kを350mm吹き込みこのような環境を実現できているので、3℃程度の温度差が許容できる方にはリーズナブルな手法と言えるのではないかと思います。

 

 

 

最後に、一番大事な住まい手のご意見

 

ご主人「エアコンはいらないかなあ」

 

奥様「来年は2階にエアコン欲しいかなあ」

 

・・・意見が分かれました。

 

 

来年用に窓からの日射取得を抑えるためにシェードを取り付けるのが落としどころではないかと提案してみます・・・。

 

 

 

【こじま】

2020.09.01

横すべり出し窓にアウターシェードは取り付くか

スタッフブログ

今年の夏も大変厳しい暑さとなりましたが、昨晩あたりからようやく涼しげな夜となり、ホッとしています。

 

 

長野県では日中気温が上がっても夜間はそこそこに下がり、通風でしのげるのがウリだったはずなのですが・・・。

 

 

今年は「ウチは風が通るからエアコンはいらないよ」といわれていたお客様から取付依頼の連絡がチラホラと聞こえてきました。

 

 

 

 

さて、夏は出来るだけ日射を室内に入れないことが大事だとお伝えしてきましたが、その方法は様々です。

 

 

庇、簾(すだれ)、葦簀(よしず)、シェードと呼ばれるもの、タープ・・・。

 

 

簾はホームセンターで安く手に入れることが出来、外部からは中が見えにくく(日中だけです)内部からはソトを眺めることが出来るスグレモノです。

 

 

この夏、窓を取り替え、簾を取り付けた現場はこんな感じです(仕事中の画像ですが・・・)。

 

 

 

ガラス面に吸盤式で簡単に取り付けられるパーツが販売されていますので、壁面はそのまま。ガラスの上端に吸盤を取り付けます。

 

 

 

 

室内から見たところ。

 

 

 

 

 

室内からソトを見るとこんな感じで、ソトの様子が伺え、植栽も楽しめます。実際は画像よりくっきり見えます。

 

 

 

 

一方、外付けのシェードはサッシメーカーが販売しているロール巻き上げ式のタイプがありますが、取付は引違窓が対象となっています。

片側の窓を開け、上部のボックスからロール式のシェードを引き出すからですね。

 

 

 

今回はそれを横すべり出し窓につけてみました。

 

 

 

ところで、なぜ引違でなく横すべり出しを採用するのか。

 

理由は、なんといっても景色が大きく切り取れるからです。まさにピクチャーウインドウ。

 

気密や断熱性能も引違よりはいいですね。

 

 

で、横すべり出しのアクションですが。

 

 

窓を開けるときは下側が外に突き出していきます。下側が外に突き出すと、窓の上部に隙間が出来ます。

 

この隙間を利用してシェードをボックスから引き出すことが出来れば、取り付け成功です。

 

 

シェードの下端バーを、窓上部の隙間から手を入れ少し引き出し、横からつかみ、下ろしていき下のフックに窓を閉めながら引っ掛けます。

 

・・・・。

 

 

分かります?

 

 

分かりませんよね。

 

 

・・・後日動画でご案内します・・・。

 

 

すみません。

 

 

とりあえず画像で想像願います。

 

 

 

 

 

全景。

 

サッシや水切色とマッチし、違和感がありません。

 

 

 

 

上部ボックス。

取付部に下地は必要です。

引き出し用金具をシェードの幅の中心付近と端部に取り付けます。

 

 

 

 

こちらはシェード下端のバーを引っ掛けるパーツです。

窓を閉めながらここに引っ掛けるので、生地は少し長めにオーダーします。

窓の高さ+20cm程度でいいでしょう。

 

 

内観設置前。

 

内観設置後。

景色はまずまず見えますね。

使用しているのはハニカムサーモスクリーンでおなじみのセイキ工業のサングッドという製品です。

今回使用した生地はライトグレイ。

生地によって遮熱性能や景色の見え方が違います。

遮熱性能が高いほど景色が見えづらくなります。

 

 

 

 

 

最後に、外観未使用時。西面です。

 

 

 

 

使用時。

違和感なく、デザインの邪魔をしないことが分かります。

 

2階の横すべり出し窓で景色と日除けの両立をお考えであれば参考にしてください。

 

 

【こじま】

2020.08.21

施工が大事

スタッフブログ

暑いですね。

 

 

極端な気候にうんざりしています。

 

 

ここまで暑いと、住まいは「命を守るシェルター」だと実感します。

 

 

熱中症のリスクが高まる中、断熱不足はもはや犯罪ですらあるのではないでしょうか。

 

 

 

地震も同じですよね。耐震等級3で命を守る。

 

 

 

さて。

 

 

「上松の家」の現況です。

 

現場シートがにぎやかです。

 

 

 

内部は週末の断熱構造見学会に向け、断熱工事施工中です。

 

 

この断熱工事ですが、設計は図面を描いて仕様を記入すれば終わりですが、施工は現場にかかっています。

 

断熱材を隙間なく施工しているか。

 

ただ、まじめに、断熱材をカットして、入れる。入れ方にもコツがあるんです。

 

 

 

私たちはこの仕事をプロにお願いしています。

 

 

大工は木工事のプロ。

 

断熱屋は断熱工事のプロ。

 

それぞれが職能とプライドを持って、仕事に向き合っています。

 

 

すると、現場ではいいものが出来上がります。

 

図面ももちろん大事ですが、施工が何より大切です。

 

 

 

壁内のグラスウールがきちんと施工されています。

 

美しいですね・・・。

 

 

グラスウールをほんの少し大きめにカットして入れるので、木材がやせたときも隙間が出来ません。

 

 

外部では付加断熱の下準備が行われています。

 

 

 

熱橋を減らすために、KMブラケットというポリカーボネートでつくられた部材を使います。

 

窓の廻りは付加断熱時の雨仕舞を完璧にするための枠が取り付けられています。

 

 

一次防水層に水が流れるイメージで施工することが大切です。

 

 

 

23日は上松の家で断熱構造見学会開催です。

 

若干の空きがありますので、ご興味ある方はぜひ。

 

 

つくり手の施工中現場を見ることは、いい住まいを手に入れるための第一歩でもありますので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【こじま】

2020.08.08

体感する

スタッフブログ

梅雨が明け、コロナと熱中症の板挟みでマスク使用が大変な状況になっています。

 

どなたか、涼しくてウィルスもシャットしてくれる都合のいいマスクご紹介いただけないでしょうか・・・。

 

 

 

 

さて、今日は建築の空間の話です。

 

 

建築において心地いい空間にするにはどうしたらいいだろう・・・。

 

 

そもそも心地よい空間とは?

 

 

敷地ごとに心地いい空間は異なりますが、敷地で一番いい居場所を見つけたらそこをどう設えるかを考えます。

 

 

 

一番いい居場所とは?

 

外部空間とつながり、その住まいの核となる場所です。

 

場所が見つかったらどう設えるかを考えます。

 

 

 

その際、今まで自分が体感した空間がとても大切です。

 

体感の抽斗は多ければ多いほどよいので、機会を設けていい建築を体感します。

 

 

 

今回は建築家 伊礼智さんの建築を体感すべく、千葉県旭市まで行ってきました。

 

私は伊礼さんの設計に強く惹かれるものを感じ、弊社案件では様々な部分でTTP(徹底的にパクる)をさせていただいています。

 

 

 

伊礼さんの設計では家族が集まる空間に居心地のいい場所をちりばめる手法がいつも使われます。

 

また、デザインも奇抜でなく、建築後にどんどん良くなっていく、街に溶け込むロングライフデザインとなっています。

 

これまでもいくつか案件を拝見しましたが、今回は大型パネル+伊礼智ということで、パネル工法で何か制約があったのかということも含め見学してきました。

 

 

外観。外壁はガルバリウム鋼板かと思いきや、板張りでした。

軒を出さないことでモダンな仕上がりになっています。

そのかわり、庇は900出していました。

これなら夏場の日射遮蔽に有効ですね。

 

で、行かなきゃ分からないのが建物のボリューム感です。

高さを出来る限り抑える設計としていますので、プロポーションが美しい。

 

 

アプローチはまだ施工中でしたが下地より少しだけ仕上のコンクリートを持ち出して、薄く見せるとのことでした。

 

弊社設計の下田も研究中です。

 

 

 

 

LDKはこんな感じです。

 

いつもながらしっとりと落ち着いた雰囲気です。

見学者の皆さんもすっかりくつろぎモード(笑)

 

天井がいつもより高いのは、化粧の梁組を見せたかったとのこと。

 

ちなみに天井高は奥に見えるキッチンで2160mm、LDは2500mmでした。

 

 

 

キッチンは造作でした。

今回は建具面材にラワンを使っていました。

いつもはシナですね。

 

 

メインの開口部です。

いつも木製サッシが多いのですが、今回は諸事情でアルミ樹脂サッシとのこと。

 

FIXの両脇に引違を配置し、壁を作って引込とする手法でした。

上下階がそろうことできれいなファサードとなっています。

 

 

北面です。

田園の風景と心地よい風を取り込んでいます。

 

丸テーブルを使うことで、回遊動線としています。

図面にはテーブルを置く位置が細かく指示されていました。

 

この空間も写真ではやはりお伝え出来ない部分なのです。

 

デイベッドやベッド脇のデスクは、ちりばめられた心地よい居場所です。

 

デイベッドの奥行は600mmでした。

ここでお昼寝したら気持ちよさそう・・・。

 

 

南内観です。

居間の間口は2間(3640mm)です。

 

丸柱も空間の曖昧な仕切りとして設えたそうで、確かに少しダイニング部分が囲われている感覚でした。

これも、図面だけでは理解できないところでしょう。

 

 

今後もいい建築を体感し続け、感覚を磨いていきたいと思います。

 

 

 

【こじま】

2020.07.31

上松の家上棟

スタッフブログ

ようやく梅雨が明けそうな雰囲気になってきました。

 

今年は本当によく降りました。

 

7月の千曲川は毎日濁っていた印象です。

 

 

 

さて、そんな梅雨末期の間隙を縫って、上松の家が上棟しました!

 

 

大型パネル初採用でしたが、スムーズに進み予定通り夕方には屋根の下葺きまで完了し、

見事雨仕舞が出来ました。

 

準備段階で一番ヤキモキしたのはやはり天気でしたが、お施主様はじめ関係者の行いがとてもよかったのか、大雨には降られずに安全に作業できました。

 

一日の作業の状況をタイムラプスでどうぞ。

 

 
 
 
ところで、前回のブログで今回の上松の家ではチャレンジが3つあるとお伝えしたかと思いますが、今日は2つ目をご紹介します。
 
 
それは片引き窓です。
 
引違だと開口の半分しか開きませんが、片引きで壁の中に引き込むとすべて開口することが出来ます。また窓が閉まっているときも全面ガラスとして景色を楽しむことが可能です。
 
引き込む分、壁を厚くする必要がありますが、付加断熱が標準仕様なので相性はよさそうです。
 
 
もちろん、この納まりとするには手間がかかりますが、ここぞという場所に採用すると素敵な開口部になりますね。
 
 
 
これが現場です。
 
この画像はサッシが閉じている状態です。
 
2階の南東から長野市街地越しの山々の稜線と庭木を楽しみます。
 
窓を両方開けると、まるで外部空間にいるような気持ちよさ。
 
 
外部から。
 
 
 
 
 
南を向いたところです。
 
天井は斜天井となります。
 
 
 
 
 
2階東向き。
 
 
 
 
北東の窓からは庭木のノムラモミジ越しに里山である三登山を望みます。
 
 
 
 
 
 
 
外部全景。1日でここまで進みました。
 
 
 
 
 
 
で、今日は現場シートを設置してにぎやかになりました。
 
 
 
 
8月23日は予約制で断熱構造見学会を開催します。
 
よろしければぜひお越しください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【こじま】