2017.09.06

KMブラケットによる付加断熱

 

200mm断熱。

 

ぼちぼちこのワードも認識されつつあるのではないでしょうか。

 

そう、壁の断熱材が200mmの厚さで施工されていることです。

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なぜよいか?

 

普通、断熱材をどこに入れるかというと、壁の場合は柱と柱の間です。柱が105mmなら断熱材も105mm、柱が120mmなら断熱材も120mm、という感じです。

 

 

さて、ここで考えてみましょう。

 

この壁に外からの熱はどこを伝わりますか?

 

ひとつは断熱材。そしてもうひとつは柱ですね。

 

 

柱は木材です。

 

断熱性能を高性能グラスウールと比較すると、5倍も熱を通しやすいのです。

 

 

・・・・えっ?

 

木材が熱を通しやすい?

 

木はあったかいんじゃないの?

 

木製サッシとか高性能でしょ。

 

という声が聞こえてきそうな・・・。

 

 

そうですね。

木はそこそこ断熱性能がいいです。

材料の熱伝導率を比べてみると、アルミが236、木材は0.2、グラスウールは0.04。

 

アルミに比べると約1000倍性能がいいです。

しかし、グラスウールと比べると1/5。

やっぱり、断熱材のほうが断熱性能は高いのです。

 

・・・あたりまえか。

 

 

そこで、付加断熱。

 

躯体に105mm(4寸の躯体の場合は120mm)充填断熱し、その外側に100mm付加断熱し躯体ごとすっぽりくるみ、木材を覆い隠すのです。

 

だから暖かい。

 

シンプルですね。重ね着みたいで。

 

 

さて、付加断熱の方法にはいろいろあります。

   1.柱の外側ににもう一回間柱を取り付ける

  2.柱と直交するよう横に木下地を取り付ける

  3.KMブラケットを使用する。

 

 

熱橋をとことん減らしたいなら、KMブラケットを使用するといいでしょう。

しなのいえ工房では付加断熱のときにはKMブラケットを使用しています。

 

KMブラケットとは、ポリカーボネート製の外壁保持材です。厚さが100mmあるので、断熱材を100mm付加することができます。

 

材質がポリカーボネートなのは、樹脂で熱伝導率が低いことと、モルタル壁のような重い壁でも支持出来る強度があるからです。

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絶対暖かい家をつくる、しなのいえ工房のこだわりの一部分です。

 

【こじま】